WES8105 PC工法溶接技能者について
この記事は、文字実が執筆しました。
WES8105 PC工法 溶接技能者とは、PC工法の接合などに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、民間資格とされています。
PC工法の接合に多用される溶接は、建築物の構造安全性能を左右する大切な技術であり、建築物を建造する際には必ず必要となる技術です。
有資格者はPC工法の溶接工事における接合部の溶接を行うことがメインの業務となります。
溶接はアーク手溶接または半自動アーク溶接で行うが、その技術全般にわたる能力をもつ専門家ということができます。
WES8105 PC工法 溶接技能者の資格は、講習と実技試験で資格が取得できます。
【取得方法】
(社)プレハブ建築協会のPC工法溶接認定委員会が実施する、半日の講習会を受 講したあと、(社)日本溶接協会にて評価試験(実技試験)を受ける。
〜講習〜
アーク手溶接・半自動アーク溶接の知識およびPC工法溶接の知識・安全等について。
〜試験〜
PC工法のアーク手溶接または半自動アーク溶接の技術全般についての実技試験が行われる。
※前回の実技試験で不合格になった者は、講習の受講は免除される。
WES8105 PC工法溶接技能者の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
資格の種類は、PC工法アーク溶接技能者(PC−M)およびPC工法半自動溶接技能者(PC−S)である。
(社)日本溶接協会が認定するPC−M JISZ3801 A−2F等またはPC−S JISZ3841 SA−2F等の資格を有する者。
※PC(プレキャスト鉄筋コンクリート)工法とは、PC工場で製作された壁・床部材の大型プレキャスト(PC)部材を、現場で建て方用クレーンを用いて接合する工法で、工業化工法の中枢として中高層住宅の量産体制を支える重要な役割を果たしている。
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
5月上旬まで。
【申込方法】
講習の申し込みは、所定の申請書(受講申込書、業務経歴書など)に必要事項を記入し、(社)プレハブ建築協会会員の各会社を通じて申し込む。
※その他の詳細は、(社)プレハブ建築協会へ問い合わせる。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
6月の第4木曜日
受験料
3,000円
参照:(社)プレハブ建築協会
WES8105 PC工法溶接技能者についてのコメント
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