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昇降機検査資格者について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

昇降機検査資格者とは、昇降機、つまりエレベーターの取り扱いなどに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。

ビルの高層化や遊戯施設の増設に伴って、エレベーターやエスカレーター、ジェットコースター、観覧車などが増え、同時に確かな安全性が問われることになります。

昇降機検査資格者は、建築基準法に規定されている昇降機全般を定期的に検査し、特定行政庁への報告業務に携わることになります。

昇降機検査資格者の概要

受験資格

以下のような受験制限があります。

1、大学の機械工学、電気工学その他これらに類する工学に関する課程を修めて卒業した後、昇降機に関しての2年以上の実務経験者

2、短期大学の機械工学、電気工学その他に関する修業年限3年課程(夜間において授業を行うものを除く)を修めて卒業した後、昇降機に関しての3年以上の実務経験者

3、2の該当者を除き、短期大学・高専(5年制)・高校などの機械工学、電気工学その他に関する課程を修めて卒業した後、昇降機に関しての4年以上(高校卒業者は7年以上)の実務経験者

4、昇降機に関しての11年以上の実務経験者

5、建築行政に関しての2年以上の実務経験者

6、昇降機に関する法令の施工に関しての5年以上の実務経験者

7、建築基準適合判定資格者、一・二級建築士資格所持者

試験内容

講習と筆記試験によって実施されています。

試験科目

次の科目について、4日間(22.5時間)の講習が行われます。

1、昇降機・遊戯施設定期検査制度総論

2、昇降機に関する建築基準法令等

3、建築学概論

4、昇降機・遊戯施設に関する機械工学

5、昇降機・遊戯施設に関する電気工学

6、昇降機概論

7、昇降機の検査標準

8、遊戯施設概論

9、遊戯施設に関する建築基準法令等

10、遊戯施設の検査標準

11、昇降機・遊戯施設に関する維持保全

12、修了考査

※筆記による修了考査後、合格者に認定書が交付される。

申込み期間

例年、以下の期間に受付されています。

7月上旬〜下旬(先着順で、定員になり次第締め切る)。

試験日

例年、以下の期日に実施されています。

10月上旬〜11月下旬に4回(東京:2回、大阪:2回)。

受験料

42,000円(テキスト代込)

参照:(財)日本建築設備・昇降機センター昇降機部

昇降機検査資格者についてのコメント

昇降機検査資格者について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

昇降機検査資格者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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