作業環境測定士について
この記事は、文字実が執筆しました。
作業環境測定士とは、作業環境測定などに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。
作業環境測定のデザイン・サンプリング、分析のすべてを行える第1種作業環境測定士と、デザインサンプリングと簡易測定器による分析業務だけができる第2種作業環境測定士がある。
なお、第1種作業環境測定士は測定作業場の区分により5区分に分かれています。
作業環境測定士の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
1、大学または高等専門学校の理科系課程の卒業者で、労働衛生の実務経験1年以上。理科系以外の卒業者は実務経験3年以上。
2、高等学校の理科系課程の卒業者で、実務経験3年以上。理科系以外の卒業者は、実務経験5年以上
3、実務経験8年以上 ほか
試験内容
〜第2種:学科(五肢択一式)〜
1、労働衛生一般
2、労働衛生関係法令
3、デザイン・サンプリング
4、分析に関する概論
〜第1種:学科(五肢択一式)〜
第2種と同じ4科目もほか、次にあげる作業環境について行う分析技術の区分、5科目のうちから受験者が選択
1、有機溶剤
2、鉱物性粉じん
3、特定化学物質等
4、金属類
5、放射性物質
※第1種受験で、選択科目が不合格になり共通科目のみ合格した場合は第2種合格とみなされる。第1種・第2種とも、試験合格者は登録講習機関の行う講習を修了しなければ作業環境測定士になれない。
申込み期間
【願書入手方法】
受験申請書は、各地区安全衛生技術センターおよび関係機関で配布。郵送希望の場合は切手付き返信用封筒を同封のうえ、下記、試験協会へ申し込むこと。
【申込方法】
受験申請書に必要事項を記入し、試験協会へ提出する。
受付期間は試験案内参照のこと。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
第2種:8月下旬、2月中旬
第1種:8月下旬
※地区によって、第2種が行われないところもある。
作業環境測定士についてのコメント
作業環境測定士について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
作業環境測定士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
1件
HN(ハンドルネーム):コーギー | 2023-05-09 04:15:47
1種1号に合格、指定講習を受講後、登録しましたが用途がありません
指定講習 5日間 18万円とられたうえ 筆記試験があり、結果次第で落とされる
落とされた人もいた
勉強も 1種1号の受験でも
1、労働衛生一般
2、労働衛生関係法令
3、デザイン・サンプリング
4、分析に関する概論
上記4科目の他
下記の5科目も出題 全科目の勉強が必要
1、有機溶剤
2、鉱物性粉じん
3、特定化学物質等
4、金属類
5、放射性物質
問題集あまり役に立たない
試験よりも、指定講習の方が難しい