林業架線作業主任者について
この記事は、文字実が執筆しました。
林業架線作業主任者とは、林業の架線作業いなどに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。
森林で伐採した原木を、木材加工場まで運び出す際に使用する機械集材装置や運材用空中ケーブルなどの設備の組立て・解体・変更・修理および運転などに携わることになります。
また、林業架線作業主任者は、支柱や主要機器・労働者おのおのの配置などを決定し、安全に作業するための指示監督を行うことも主な職務とされています。
林業架線作業主任者の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
林業架線作業の業務に3年以上従事した経験をもつ者。
試験内容
以下の科目についての筆記試験が行われいます。
試験時間は3時間
1、機械集材装置および運材索道に関する知識、機械集材装置の索張り方式、運材索道の種類 ほか
2、林業架線作業に関する知識、組立て、解体等の方法 ほか
3、林業架線作業に必要な力学に関する知識力、重量、重心、滑車、速度、加速度 ほか
4、関係法令、労働安全衛生法、労働安全衛生法施工令 ほか
※試験科目の免除:大学・高等専門学校・高校において力学に関する講座あるいは学科を修めて卒業した者は、上記の試験科目のうち、3の「林業架線作業に必要な力学に関する知識」が免除される。
科目免除者の試験時間は2時間15分となっています。
申込み期間
【願書入手方法】
受験申請書は各地区安全衛生技術センターおよび関係機関で配布されています。
郵送希望の場合は切手付き返信用封筒を同封のうえ、同センターへ申し込むことによって取得できます。
【申込方法】
受験申請書に必要事項を記入し、試験日の2カ月前から2日前までに最寄りのセンターへ提出する(郵送の場合、試験日の2カ月前から14日前まで)。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
年1回(各地区安全衛生技術センターによって異なります)。
受験料
8,300円
林業架線作業主任者についてのコメント
林業架線作業主任者について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
林業架線作業主任者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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