木材切削士について
この記事は、文字実が執筆しました。
木材切削士とは、木材や木質材料の接着などに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、民間資格とされています。
木工品、家具、住宅部材、プレカット材など、あらゆる木製品の製造ならびに合板、集成材などの木質材料の製造において、木材切削は基礎となる技術です。
木材切削士は、基礎知識と応用技術を十分に理解し、木質製品の品質向上、材質の有効利用を図り、木材産業の発展に努めることになります。
木材切削士の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
1、大学またはこれに準ずる学校を卒業して、切削に関する実務経験1年以上の者
2、短期大学またはこれに準ずる学校を卒業して、切削に関する実務経験2年以上の者
3、高等学校またはこれに準ずる学校を卒業して、切削に関する実務経験3年以上の者
4、切削に関する実務経験7年以上の者
5、切削士資格検定委員会が受験資格があると認めた者
試験内容
以下の事項について学科試験を行うわれます。
1、木材切削に関する基礎的知識
2、木材および木質材料に関する一般的知識
3、木材加工機械・工具および関連機器に関する一般的知識
4、切削加工および生産管理に関する技術
※講習会の開催:木材切削士資格検定試験を実施するにあたり、現在の加工法の再検討、新しい加工技術や自動制御機械などの導入に対応するため、木材切削について正確な基礎と応用についての講習会も開催されている。
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
試験日の1カ月前まで。
試験日
原則として隔年に1回。
※年によって異なるので、協会まで問い合わせること。
受験料
20,000円
〜登録手数料〜
会 員=30,000円
非会員=40,000円 (各税込)
木材切削士についてのコメント
木材切削士について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
木材切削士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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