高圧室内作業主任者について
この記事は、文字実が執筆しました。
高圧室内作業主任者とは、高圧室内作業などに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。
現在では、科学技術が急速に発達しており、このような時代の流れとともに、建設工事の現場もさまざまな工法が取り入れられている。
潜函工法などの圧気工法を採用した基礎工事が、近年増加しているのもそういう流れの一つの表れということができます。
これらの高圧室内作業には高気圧障害が発生する危険もあり、専門知識をもって予防するのが高圧室内作業主任者である。
高圧室内作業主任者の概要
受験資格
受験制限はありません。誰でも受験することができます。
ただし、試験合格後免許交付申請する場合は高圧室内業務の実務経験(2年)が必要です。
※潜函工法その他の圧気工法により、大気圧を超える気圧下で行われる高圧室内作業では、減圧症などの高気圧障害発生の危険があるため、免許を有する高圧室内作業主任者の選任が義務づけられている。
試験内容
筆記試験で実施されています。(試験時間は4時間)
試験科目
1、圧気工法
概要、種類およびその他の用途、業務の危険性および事故発生時の措置(有害ガスの危険性およびその測定法を含む)
2、送気及び排気
高圧室内作業者に対する加圧および減圧のための送気および排気、その他高圧室内業務に必要な送気および排気の方法、設備の種類、設備の取り扱い方、設備の点検・修理
3、高気圧障害
高気圧障害の病理、高気圧障害の種類とその症状、高気圧障害の予防方法、救急処置、再圧室に関する基礎知識
4、関係法令
労働安全衛生法、同施工令および労働安全衛生規則中の関係条項、高気圧作業安全衛生規則
申込み期間
【願書入手方法】
受験申請書は各地区安全衛生技術センターおよび関係機関で配布。郵送希望の場合は切手付き返信用封筒を同封のうえ、同センターへ申し込む。
【申込方法】
受験申請書に必要事項を記入し、試験日の2カ月前から2日前までに最寄りのセンタ−へ提出する(郵送の場合、試験日の2カ月前から14日前まで)。
試験日
例年、以下の期間に受付されています。
1月と7月の年2回程度実施されています。
受験料
8,300円
高圧室内作業主任者についてのコメント
高圧室内作業主任者について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
高圧室内作業主任者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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