廃棄物処理施設技術管理者の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

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廃棄物処理施設技術管理者について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

廃棄物処理施設技術管理者とは、廃棄物処理施設などに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。

ひと口に廃棄物といっても、家庭から排出される一般ゴミから産業廃棄物まで種類はさまざまのものがあります。

廃棄物問題が深刻化するなか、廃棄物処理施設はますます重要な役割を担うことになってきており、廃棄物処理施設管理技術者の役割も増しております。

この施設が適正に維持管理されるように監督する技術管理者の職責は大きい。

【資格取得方法】

1、廃棄物処理施設技術管理者講習【管理課程】(4日間)を修了する。

2、1の受講資格に該当する経験年数が不足している場合は、廃棄物処理施設技術管理者講習【基礎・管理課程】(10日間)を修了する。

3、1・2とも修了すると、(財)日本環境衛生センターが認定する「技術管理士」の資格を取得し、技術管理者となることができる。

廃棄物処理施設技術管理者の概要

受験資格

以下のような受験制限があります。

〜基礎・管理課程〜

20歳以上であれば、誰でも受講できる。

〜管理課程〜

廃棄物処理に関する技術上の実務に従事した経験が、学歴および保持する資格により0〜10年以上必要

試験内容

次の6つのコースに分かれており、講習に全日程出席し、最終日に行われる筆記試験による能力認定試験に合格すると認定証が交付される。

試験科目

1、ごみ処理施設コース
2、し尿・汚泥再生処理施設コース
3、破砕・リサイクル施設コース
4、産業廃棄物中間処理施設コース
5、産業廃棄物焼却施設コース
6、最終処分場コース

※上記課程修了者を対象として、ダイオキシン、有害化学物質の管理・対策にテーマをしぼり、より専門的な知識・技術の習得を目的とした【専攻課程】(5日間)が実施されている。詳細は日本環境衛生センターに問い合わせる。

申込み期間

随時(開催日の14日前まで)

試験日

通年に随時実施されています。

受験料

基礎・管理課程:115,500円

管理課程:63,000円

専攻課程:98,000円

参照:財団法人環境衛生センター

廃棄物処理施設技術管理者についてのコメント

廃棄物処理施設技術管理者について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

廃棄物処理施設技術管理者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

4件

HN(ハンドルネーム):イイヤマ | 2023-05-08 15:06:32

講習で取れる試験です。終了試験の合格ラインが80%とありますが、実際にはかなり低めの設定と思われます(裏で点数の操作してる?) 講習に参加さえしていれば免状をもらえます。

HN(ハンドルネーム):てまてま | 2023-05-08 15:06:43

デマはいけません。実際かなりの人が再試験で取得と聞きました、複雑な文書表記で悩まされると

HN(ハンドルネーム):真面目に | 2023-08-26 05:47:32

実務経験者かつ講習経験者です。
先に投稿された2つの口コミはどちらも誤りであり、この記事自体にも誤情報があります。資格勉強を舐めすぎで酷いとしか言いようがありません。


基本・管理過程は18歳以上であれば誰でも受講できます。
20歳以上対象という情報は古いです。

試験科目が6つというのも誤りです。
「有機性廃棄物資源化(バイオマス利活用関連)施設コース」を含めた7つです。

管理過程の受講資格についても雑ですね。
学歴や実務経験等を厳密に考慮し、精密に設定された条件を満たした者が、基礎課程を飛ばして管理過程を受講できます。

受講料についてはコースや受講形態(対面かEラーニングか)の違いによって、色々と変わってきます。


細かい点をいちいち指摘するのも無粋で量が多すぎるので、日本環境衛生センターのホームページに記載されている、廃棄物処理施設技術管理者講習の募集要項を見てください。
こんな怪しいサイトを参考にしないように。


悪質な口コミについても間違いを断じておきます。

かなりの人が再試験で取得というのは真っ赤な嘘です。理不尽に難しいものではありません。
当然ですが、裏で点数操作をしているという、根も葉もない誹謗中傷は論外です。講習に参加さえしていれば免状をもらえるような優しい資格ではありません。廃棄物処理業を舐めている発言ですね。


基礎・管理過程であれば、コースによって違いますが43時間or55時間の講習を受ける事になります。
自主的な復習をする時間を考えると、それ以上です。
管理過程でも、22時間もの講習を受けることになります。
受講するだけで簡単に取れるとは思わないでください。

一方、難しすぎる資格ではないことは確かです。

講習を担当するほとんどの講師は、どこが重要なのかをハッキリと教えてくれます。講習に使用されるスライドにも、重要な部分が強調されて書かれています。
居眠りをするような不真面目な受講生以外は、まず落ちることはありません。

講師が話す「ここが試験に出ますよ」発言を聞き逃さなかった者が、点を取れるように出来ています。

ちなみに、暗記するポイントを暗記しておけば楽勝だという安易な考えは通用しません。暗記する量は割と多く、その分野は多岐にわたります。
暗記するポイントは親切に教えてもらえるので、自主学習で死ぬ気で覚えましょう。頭を使うタイプの試験ではないので、覚えれば点は取れます。

最後に。
講習で配布される教科書は全部で約1500ページもあります。(コースによりますが大体このぐらい。)
廃棄物に関する知識はそれだけ多いのです。
資格取得だけを考えるのではなく、今後の自分が「廃棄物処理施設技術管理者」として活躍する事を視野に入れるのであれば、その内容は全て覚えておくべきでしょう。

資格取得だけを焦点にして、簡単だと舐めている人は、間違いなく付いていけません。痛い目を見ます。
資格は習得して終わりではありません。1500ページの知識と隣り合わせに生きていく覚悟を持っておくべきです。

HN(ハンドルネーム):also | 2023-09-13 00:10:03

資格取得は難関とまでは言いませんが、易しいものではありません。
10日間に渡って講習を受け続け、その内容はテキスト約千ページ分、時間にして50時間以上です。イーランニングで受講する事も出来ますが、その場合は約50の動画を視聴する必要があります。

講師は必ず「ここが重要です。テストに出ます」というポイントを教えてくれますが、これだけの講義量だと重要な部分が多すぎます。
復習のために、講師が使用したスライドの内容を全てまとめたのですが、重要だと言われたスライドは300枚を超えました。

試験は全て4択問題で、8割以上正解する事で合格となります。
つまり、スライド300枚分の知識を全て覚えないと合格できません。

廃棄物処理施設技術管理者の難易度についてネットで検索しても情報はほとんど出てこず、簡単といったデマ情報も出回っています。
当然ですが簡単な訳がありません。
十分な時間と覚悟を持って、検定に挑みましょう。

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