衛生工学衛生管理者試験の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

専門家プロフィール

文字実(もんじ みのる)
資格コンサルタント /「資格キング」管理人

文字実 (もんじ みのる)

「25年の分析と実績で、あなたのキャリアを切り拓く最短ルートを提示します」

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運営歴25年の揺るぎない信頼

資格情報メディア「資格キング」を立ち上げ、現在に至るまで管理人として第一線で情報発信を継続。

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メッセージ

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衛生工学衛生管理者試験について

衛生工学衛生管理者は、働く人の健康を守るために、作業環境を設備や作業方法の面から改善する専門性を持つ国家資格です。粉じんや有害なガス・蒸気が発生する職場では、注意を呼びかけるだけでなく、発生源を抑える設備や換気、作業の進め方を組み合わせて対策を考える必要があります。そうした衛生工学に関する管理を担う資格です。

仕事では、現場の状況を把握し、作業環境の測定結果や設備の状態を読み取り、関係者と改善方法を検討する視点が役立ちます。たとえば、局所排気装置が作業場所に合っているか、保護具の使い方だけに対策を頼っていないか、変更した作業手順で新たな問題が生じないかを考えます。生産や設備の担当者、産業保健の担当者と協力しながら、継続して働きやすい環境を整える仕事につながります。

選任義務は、単に「500人以上の会社なら必要」というものではありません。常時500人を超える労働者を使用する事業場で、坑内労働など法令で指定された有害業務に常時30人以上を従事させる場合、衛生管理者のうち1人をこの免許の保有者から選任します。人数は会社全体と事業場を混同せず、対象業務の範囲も確認する必要があります。

取得の基本的な流れは、学歴や保有資格などの受講要件を確認し、登録講習機関の講習で必要科目を学び、修了試験に合格した後に免許を申請するというものです。受講しただけで直ちに免許を持つ状態になるわけではありません。工学・理学系の大学等の卒業者、第一種衛生管理者試験の合格者など、入口の違いによって受講する科目や日数、費用も変わります。

製造業などで設備改善や安全衛生を担当している人、第一種衛生管理者として働きながら工学的な対策を深めたい人、作業環境の問題を現場と一緒に解決したい人に向いています。一方、資格だけで就職や昇給が保証されるわけではなく、設備や工程を理解する経験、測定や健康管理を担当する専門職との連携も重要です。自分の職場にどのような有害要因があるかを考えると、学ぶ目的を明確にできます。

受講を決める前には、受講資格を証明する書類と科目免除の条件を先に確認しましょう。第一種衛生管理者の免許を持っていても、試験免除による取得の場合は、その免許だけでは同じ受講条件に当てはまらないことがあります。希望日だけでコースを選ばず、勤務先で必要な役割、保有資格に合う日程、講習費以外の移動・宿泊費まで含めて判断すると、申込み後の行き違いを避けやすくなります。

衛生工学衛生管理者試験の概要

受験資格

主な受講対象は、工学・理学の課程を修めた大学・高等専門学校の卒業者、所定の工学・理学の学士学位取得者等、第一種衛生管理者免許試験の合格者、指定された保健衛生系学科の卒業者、労働衛生コンサルタント試験の合格者、第一種・第二種作業環境測定士となる資格を有する人です。

第一種衛生管理者免許を保健師・薬剤師等の試験免除で取得した場合は、その免許だけでは「第一種衛生管理者試験合格」の要件を満たしません。学歴の該当範囲、履修内容、保有資格の組合せは申込前に講習機関へ確認してください。

レベル

学歴や保有資格の要件がある専門的な講習です。一般向け試験の偏差値や合格率だけで難易度を判断するより、衛生工学・法令・疾病予防の基礎を整理し、必要科目を確実に受講することが重要です。

試験内容

登録講習機関で必要な講習科目を受講し、修了試験に合格することが基本です。修了証を受けた後、住所を管轄する都道府県労働局長へ免許申請を行います。

中災防の安全衛生教育センターでは、保有資格等に応じて5日・4日・2日コースや一部受講の区分があります。単独の全国一斉試験の日程として扱わず、免除科目と実際の受講日を確認してください。

試験科目

衛生管理者規程に定める標準の講習科目・最低時間は、労働基準法2時間、労働安全衛生法(関係法令を含む)6時間、労働衛生工学に関する知識14時間、職業性疾病の管理に関する知識6時間、労働生理に関する知識2時間です。

科目免除により必要な受講範囲は変わります。各コースの実際の教科日程には試験・オリエンテーション等も含まれるため、法定の最低講習時間と開催日数を同一視しないでください。

合格基準

必要な全科目を受講し、修了試験に合格することが修了条件です。点数による合格基準や再試験の取扱いは、申込先の最新の受講案内で確認してください。

申込み期間

申込期限は開催地・コース・回により異なり、定員や受付状況にも左右されます。一律に開講20日前とは限りません。東京安全衛生教育センターではWeb仮受付後に資格証明書類等を提出する流れが案内されているため、必要書類をそろえてから申込みましょう。

2026年10月14日確認時点の東京の例:第650回4日コース(11月24~27日)の受付表示は11月9日12時まで、第651回4日コース(12月14~17日)は11月30日12時まで。いずれも確認時点ではキャンセル待ち表示であり、通常の空席があるという意味ではありません。

試験日

講習・修了試験の日程は実施機関、会場、コースによって異なります。5日・4日・2日などの受講区分があり、免除内容によって一部日程のみを受講する場合もあります。

東京安全衛生教育センターの開催例:2026年11月24~27日(第650回・4日コース)、2026年12月14~17日(第651回・4日コース)、2027年2月1~5日(第654回・5日コース)。これらはそれぞれ独立した講習期間であり、11月から2月まで連続する試験期間ではありません。修了試験の実施時刻等は各教科日程で確認してください。

試験地

中央労働災害防止協会の東京・大阪安全衛生教育センターなど。実施機関・コースによって会場が異なるため、申込先の案内を確認してください。

合格発表日

全国共通の合格発表日はありません。修了判定・修了証交付は受講する講習機関の案内によります。修了証交付と、免許申請後の免許交付は別の手続きです。

免除項目

第一種衛生管理者試験合格者等、労働衛生コンサルタント試験合格者、作業環境測定士となる資格を有する人には、区分に応じた講習科目の免除があります。保有資格の組合せによって全科目免除に該当する場合もあります。

中災防の受講資格・免除表で該当区分を確認してください。工学・理学の大学等卒業や所定の学士学位の区分は、同表で複数資格の重複所有による免除の対象外とされています。独自に日数を短縮して申し込まないでください。

受験料

2026年10月14日確認の中央労働災害防止協会・東京/大阪安全衛生教育センターの受講料例は、5日コース全日程151,800円、4日コース全日程114,400円。いずれもテキスト代・消費税10%を含みます。

免除区分により61,600円等の別料金があります。同じ資格でも会場・主催部門・受講区分が違えば料金の確認が必要です。交通費・宿泊費等は別に見積もり、最終的な費用は該当区分の募集案内で確認してください。

問合せ先

中央労働災害防止協会:東京安全衛生教育センター 電話042-491-6920、大阪安全衛生教育センター 電話0721-65-1821。受講資格・免除区分・必要書類・日程は希望する講習の窓口に確認してください。

その他

Q. 第一種衛生管理者免許があれば誰でも4日コースですか。

A. 免許の取得経路を確認する必要があります。中災防の案内では第一種衛生管理者免許試験合格者が対象で、保健師・薬剤師等の試験免除による取得者はその区分の対象外です。

Q. 講習を受ければその日から免許保有者になりますか。

A. 必要科目の受講と修了試験合格により修了証が交付され、その後に免許を申請する流れです。修了証と免許証を混同しないでください。

Q. 500人の事業場には必ず選任義務がありますか。

A. 衛生工学衛生管理者の選任義務の人数要件は「常時500人を超える」で、さらに法令で指定された業務に常時30人以上を従事させる条件があります。一般の衛生管理者の選任義務とは区別して確認してください。

参照:中央労働災害防止協会

衛生工学衛生管理者試験おすすめのスクール

衛生工学衛生管理者試験に合格するためのおすすめの資格スクールを紹介しています。

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免許取得要件となる登録講習機関の講習を選んでください。一般の試験対策講座を受けるだけでは、衛生工学衛生管理者講習の修了にはなりません。

衛生工学衛生管理者試験おすすめの本・参考書

衛生工学衛生管理者試験に合格するためのおすすめの参考書・テキスト・問題集を紹介しています。

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受講する講習機関が指定する教材を基本に、法令、換気・局所排気、作業環境の評価、職業性疾病の予防を整理しましょう。中災防の掲載受講料にはテキスト代が含まれるため、別に購入する前に配付教材を確認してください。

衛生工学衛生管理者試験についてのコメント

衛生工学衛生管理者試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

衛生工学衛生管理者試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

1件

HN(ハンドルネーム):ナリ | 2026-09-25 04:44:04

第一種衛生管理者であれば、衛生工学衛生管理者の講習のうち、労働基準法は免除となり、4日間の講習となります。4日間とも座学で1日研修のため大変です。講習を受講する前は、講習料が10万円ぐらいかかるので、仮に修了試験に落ちたらどうなるのか等の心配がありましたが、素直に講義を聞いていれば、ほぼほぼ解答できます。計算問題も出題されますが、似たような類題を講義で解説してくれているので、計算できれば、楽にできます。第一種衛生管理者試験合格から3年ぐらい空いての受講でしたが、管理者合格直後であれば、知識も大分残っているので、さらにゆとりをもって受講できたかもしれません。試験の実態がわからなかったので、受講前に、念のために、第一種衛生管理者試験用のテキストを読み返しました。

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