自動ドア施工技能士について
この記事は、文字実が執筆しました。
自動ドア施工技能士とは、建築設備などに関する知識・能力を有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。
建築物の自動ドアには、ただ自動的に開閉するだけではなく、衛生管理、防災、防犯効果など、付加価値のある機能性の高いドアが増えている。
この資格は、自動ドアを取り扱う技術者の技能と地位の向上を図るために実施されている、技能士検定制度のひとつである。
自動ドアは、ミスが人の生命・身体の危険に直結するために、非常に大事な物であり、自動ドア施工技能士の責任は大きく、資格としての価値も高いといえます。
自動ドアを扱うような仕事をする必要がある場合、取得しておかなければならない国家資格です。
自動ドア施工技能士の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
受検職種の実務経験が必要だが、学歴や職業訓練歴等で期間が異なる。
〜2級〜
1、実務経験のみの場合2年以上
2、職種と同じ学科を卒業の場合、高校卒業者0年、大学卒業者0年、短大・高専卒業者0年、専修・各種学校(厚生労働大臣指定校)卒業者で、800H以上修了者は0年、同3,200H以上修了者は0年など。
〜1級〜
2級合格者の場合:
1、実務経験のみの場合2年以上
2、職業訓練修了者の場合2年以上
1級直接受検の場合:
1、実務経験のみの場合7年以上
2、職種と同じ学科を卒業の場合、高校卒業者6年以上、大学卒業者4年以上、短大・高専卒業者5年以上、専修・各種学校(厚生労働大臣指定校)卒業者で、800H以上修了者は6年以上、同3,200H以上修了者は4年以上など。
試験内容
筆記試験と実技試験によって実施されています。
試験科目
〜学科〜
1、自動ドア一般
2、施工法
3、材料
4、保守点検
5、建築構造
6、製図
7、関連法規
8、安全衛生など
実技:次の作業試験が行われます。
〜2級〜
1、自動ドア装置の取外し、分解、組立て、調整
2、アルミ板の切断、穴開け、タップ加工、組立て、部品の取付けなど
〜1級〜
1、自動ドア装置の取外し、分解、組立て、調整
2、アルミ板の切断、穴開け、タップ加工、組立て、指示されたシーケンス回路の完成など
試験日
例年以下の期日に実施されています。
学科:2月中旬
実技:11月下旬〜2月下旬
受験料
学科:3,100円
実技:15,700円(各税込)
問合せ先
全国自動ドア協会
〒105-0022 東京都港区海岸1-9-18 国際浜松町ビル4F
TEL:03-3436-3287 FAX:03-5473-9576
参照:全国自動ドア協会
自動ドア施工技能士についてのコメント
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自動ドア施工技能士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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