建築積算資格者について
この記事は、文字実が執筆しました。
建築積算資格者とは、建築の数量計測などに関する知識・能力を有するかどうかを試すための資格試験で、民間資格とされています。
建築に関する数量計測、工事費用内訳書(見積書)の作成算定、工場費調査、統計、さらに積算にかかわる開発や調査研究など、専門の知識や技術を駆使し、積算に関する広範な業務に携わるのが建築積算資格者です。
2001年度から、20歳以上なら誰でも受験できるようになっており、受験しやすくなりました。
建築積算資格者の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
試験実施年度の10月1日現在、満20歳以上の者。
次のいずれかに該当する者は、1次試験が免除される。
1、一級・二級・木造建築士の免状を有する者
2、一級・二級建築施工管理技士の合格証明書の交付を受けている者
3、日本建築積算協会の積算学校の卒業者
試験内容
筆記試験と実技試験によって実施されています。
試験科目
〜1次〜
学科(3時間30分)、多肢択一式
1、基礎知識(建築一般)
2、建築数量積算の理解度
3、工事費に関する知識
〜2次〜
実技(6時間30分)、筆記(計測・計算等)式1次試験で問われた諸知識・技術を活用し、実施設計図書等によって、建築工事費の積算を行うための実務処理能力。
※数量積算基準に基づいて、図面からの計測・計算結果を所要の解答欄に記入するが、試験会場への「建築数量積算基準・同解説」(年度版指定あり)の持ち込みが可能。
※過去2年度の1次合格者は、1次試験が免除される。
申込み期間
例年以下の期間に受付されます。
8月上旬〜9月上旬
※1次試験の免除の者も上記の期間に申し込む
試験日
例年以下の期日に実施されています。
1次:10月下旬
2次:翌年1月下旬
受験料
26,250円(税込)
参照:社団法人日本建築積算協会
建築積算資格者についてのコメント
建築積算資格者について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
建築積算資格者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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