建設機械施工技士について
この記事は、文字実が執筆しました。
建設機械施工技士とは、建設機械などに関する知識・能力を有するかどうかを試すための資格試験で、国と交通省の管轄の国家資格とされています。
建設業界の専任技術者として嘱望されている資格。
1級建設機械施工技士は、土木工事業、舗装工事業といった指定建設業の専任技術者や工事現場の監理技術者として、また2級建設機械施工技士は、各種建設機械の運転技術者や一般建設業の主任技術者として、活躍の場は広い。
建設機械施工技士の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
〜2級〜
大卒で指定学科(機械工学・土木工学・建築学等)専攻の場合、受験種別に6カ月以上で、他の種別と通算して1年以上の実務経験者。学歴によらない場合は、受験種別に6年以上の実務経験者など。
〜1級〜
大卒で指定学科専攻の場合、専任の主任技術者として1年以上の実務経験者。または、指導監督的経験を1年以上含む3年以上の実務経験者など。
試験内容
筆記試験と実技試験によって実施されています。
試験科目
〜2級〜 以下の種別で行う
1、第1種(ブルドーザ)
2、第2種(油圧ショベル)
3、第3種(モータ・グレーダ)
4、第4種(ロード・ローラ)
5、第5種(アスファルト・フィニッシャ)
6、第6種(アースオーガ)
〜学科〜
土木工事、建設機械原動機、法規、受験種別の建設機械施工法 ほか
〜実地〜
上記、受験種別建設機械の操作施工の実技運転
〜1級〜
学科:土木工事、建設機械原動機、石油燃料、建設機械施工法、法規などのほか、建設機械組合せ施工法についての記述試験がある。
実地:
1、トラクター系建設機械
2、ショベル系建設機械
3、モータ・グレーダ
4、締固め建設機械
5、舗装用建設機械
6、基礎工事用建設機械の中から2種選択し、所定コース内で操作施工法を試験
※学科試験に合格しないと実地試験は受けられない。
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
3月下旬〜4月中旬。
試験日
例年以下の期日に実施されています。
学科:6月中旬
実地:8月下旬〜9月下旬の指定した日
受験料
10,100円より(種別、施工法により異なる。税込)
問合せ先
社団法人日本建設機械化協会
〒105-0011
東京都港区芝公園3−5−8 機械振興会館
TEL:(03)3433-1501(代表) FAX:(03)3432-0289
建設機械施工技士についてのコメント
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建設機械施工技士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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