物流技術管理士について
この記事は、文字実が執筆しました。
物流技術管理士は、物流・ロジスティクス全般にわたる専門知識・マネジメント技術を学ぶことができる資格で民間資格の1つです。
ロジスティクスとは、サプライチェーンプロセスの一部であり、原材料等の発生地点から消費者のもとに届くまでの一連のプロセスを意味します。
物流技術管理士は、企業の物流・ロジスティクスから全体最適を実現するプロフェッショナルです。
実務経験が豊富な講師陣の指導の下で、専門知識のみならず実践的な実務の応用についても学ぶことができる資格となっています。
単なる知識の勉強だけではなく、ケーススタディを活用した個人演習やグループ演習が組み込まれているため、非常に実践的なスキルを身につけることができます。
物流の分野で仕事をしたいと考えてる人はもちろんですが、それ以外にもあらゆるビジネスの現場で役立つ知識を学ぶことができますので、もし余裕があれば全てのビジネスマン・ビジネスウーマンにチャレンジしていただきたい資格です。
物流技術管理士の資格を取得するためには、物流技術管理士資格認定講座を受講する必要があります。その講座では学んだ内容を活用して5000〜6000文字くらいの論文を作成することになります。
自分の業務や企業における改善・改革を企画するものなど、優秀と認められた論文については、優秀論文と認定され表彰されます。
ちなみに、物流技術管理士の英語表記は「Certified Logistics Master」となっています。
物流技術管理士の概要
受験資格
物流技術管理士資格認定講座を受講するには、以下のいずれかの要件を満たしている必要があります。
- 物流に関する基本的な用語を理解している方(物流実務経験2年程度)
- 「物流技術管理士補」の有資格者
試験内容
所定の講座を終了後に試験があり合格する必要があります。
面接試験や5000〜6000文字の論文を作成します。
試験科目
物流・ロジスティクス全般から出題されます。
経営とロジスティクス、物流コスト管理、物流拠点管理、輸配送管理、包装技術、物流現場改善、在庫管理とSCM、グローバルロジスティクス、グリーンロジスティクス、物流アウトソーシングと3PL、ロジスティクスの社会的役割、
申込み期間
各地域によって異なりますので、公式サイトでご確認ください。
試験日
各地域によって異なりますので、公式サイトでご確認ください。
試験地
東京、名古屋、大阪で実施されています。またオンラインでも実施されています。
受験料
それぞれ以下の受講料が必要となります。
日本ロジスティクスシステム協会会員
通常受講料:495,000円
有資格者優待(※):440,000円
上記会員外
通常受講料:605,000円
有資格者優待(※):550,000円
※有資格者優待とは、以下の資格を有する者に適用されます。
物流技術管理士補、国際物流管理士、グリーンロジスティクス管理士、物流現場改善士
問合せ先
公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所
〒105-0022
東京都港区海岸1-15-1スズエベイディアム3F
E-Mail:clm@logistics.or.jp
物流技術管理士についてのコメント
物流技術管理士について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
物流技術管理士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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