パソコン検定試験(ICTプロフィシエンシー検定)について
この記事は、文字実が執筆しました。
パソコン検定試験とは、通称P検と呼ばれパソコンの初心者から中級者までを対象にパソコンスキルの向上を目指すために実施されている民間資格です。
現在、パソコン検定(P検定)は、ICTプロフィシエンシー検定試験という名称に変更されて実施されています。
パソコンに関する知識全般の習得やそれを利用した実践的なパソコンスキルを有することを客観的に証明できます。今の時代、パソコンがある程度使えないと仕事にならないのが現状ですので、P検の資格を持っていると就職や転職に有利です。
パソコン全般の知識を試す試験であるため、特定のメーカーのソフトを活用でかるかなどの能力を問われることはありません。ただ、現状としてはワードやエクセルなどのマイクロソフトの製品が主に使われています。
また、パソコン検定試験(P検)は、現実社会のパソコンを取りまく環境が日々変化していることに対応するために、出題内容は毎年変更されます。したがって、資格を取っても現場で役に立たないということがなく実践的な資格です。
まさに、現代に必要とされる最低限の能力を養うための入門的なIT資格です。パソコンに関する入門的なIT資格の1つですので、パソコンが苦手な人はこの資格に合格することを目標にパソコンの勉強をするとよいでしょう。
1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、準4級、5級の8種類が実施されていますが、履歴書に書いて就職や転職の際に有利になるためには、最低でも3級以上は取得しておきましょう。
【対象者】
- パソコン初級者、中級者
- パソコンが苦手で、使えるようになりたいけど何から手を付ければいいのか分からない人
- 履歴書に資格を書いて就職・転職を有利に進めたい人
- パソコンが得意で、資格という目に見える物が欲しい人
- パソコンに興味がある全ての人
パソコン検定試験(ICTプロフィシエンシー検定)の概要
受験資格
5級〜2級までは、受験制限がなく誰でも受験することができます。
準1級と1級はその前段階の級に合格していることが必要になります。
レベル
CBT(Computer Based Testing)方式によって実施されます。CBT方式とは、従来のペーパーテストとは異なり、コンピュータを使って問題に解答します。
多肢選択式とワードやエクセルなどのソフトを使った実技試験で実施されます。
試験科目
以下のような内容が各級のレベルに合わせて出題されます。
- インターネットの操作などのパソコンの基礎的な能力
- ワープロや表計算ソフトの使い方
- データベースの知識
- 情報インフラ、システムの導入などの高度な問題
申込み期間
認定試験会場は高等学校などで随時受付がされています。各試験会場によって異なりますので、お近くの認定試験会場にお問い合わせ下さい。
試験日
認定試験会場や高等学校などで随時実施されています。
試験日は試験会場によって異なりますので、お近くの受験会場に各自問い合わせてください。
合格発表日
CBT方式なので、試験終了後に合否の結果がすぐに画面に表示されます。
その後に合否の通知が1週間以内に発送されます。
※1級と2級は合否結果が表示されず、2週間から1ヶ月以内に結果が発送されます。
受験料
- 一般受験
- 1級:10,000円
- 準1級:8,000円
- 2級:6,000円
- 準2級:5,000円
- 3級:5,000円
- 4級:3,000円
- 準4級:2,500円
- 5級 :(Web)無料 (テキスト&ペーパー試験)500円
- 一般・P検アプリ
- 準2級:1,000円
- 3級:1,000円
- 4級:1,000円
- 学校団体受験
- 2級:4,000円
- 準2級:2,500円
- 3級:2,000円
- 4級:1,500円
- 準4級:1,000円
- 5級:(Web)無料 (テキスト&ペーパー試験)200円
- 学校団体受験・P検アプリ
- 準2級:200円
- 3級:200円
- 4級:200円
※P検アプリとは各級の本試験から、ワープロと表計算のセクションを抜き出したもので、一つのIDでワープロと表計算をそれぞれ3回ずつ受験できます。 一定の成績を修めると、本試験で該当のセクションが免除になります。
パソコン検定試験(ICTプロフィシエンシー検定)についてのコメント
パソコン検定試験(ICTプロフィシエンシー検定)について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
パソコン検定試験(ICTプロフィシエンシー検定)に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
0件