オラクル認定Javaプログラマー資格について
この記事は、文字実が執筆しました。
「実務で役立つ資格」「キャリア形成に役立つ資格」としてオラクルのJava認定プログラマー資格(Oracle Certified Java Programmer, OCJ-P)がたくさんのIT技術資格に関するアンケートで1位を獲得しています。
最近、IT系の資格は人気があり、全体的に受験者数が高まっている傾向がありますが、特に海外でも通用するグローバルな資格は価値が高まっています。
プログラミング言語のJavaはWebサービスの開発、Androidアプリの開発など使われる場面が非常に多いですし、またJavaの開発元のオラクル(Oracle)が認定しているということで、Java認定プログラマー資格は日本での位置付けとしては民間資格ですが、IT業界では非常に人気と価値のあるIT資格です。
オラクル認定プログラマーJava資格は、開発元であるオラクル社が運営する資格試験であり、認定資格は難易度の高い順に【 Gold 】【 Silver 】【 Bronze 】の 3 種のグレードが設けられています。
レベルに合わせて、受験ができますが、Goldの受験は、Silver 資格取得者が条件となります。
また、受験もセンターが設ける日時で、希望日を合わせて選択ができる事もメリットのひとつと言えます。
【 Gold 】は、試験範囲も広く、当然 Silverより難易度も高いと言われています。
「設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行える」レベルであることが認定され、資格としてはかなり価値あるもので、Silver資格取得者のみGold 受験が可能です。
【 Silver 】は上級者の指導の下で実装コードやテスト・コードなどを書けるレベルであることが認定されます。
また、Bronzeの上位資格で、受験制限がないこともあり、いちばん人気で受験者も多いレベルです。
知識やスキルに自信のある人は、最初からSilver に挑戦することも可能です。
【 Bronze 】は、日本独自のグレードで、Java プログラマーとして基礎的な問題が中心ですが、決して難易度は低くなく、ひっかけ問題もあるので、要点を抑え、ケアレスミスがないよう試験対策はできるだけ多くの問題に取り組むことが大切です。
オラクル認定Javaプログラマー資格は、Javaのプログラミングスキルを証明できる世界共通の認定資格です。
Java は世界的に普及しており、身につけておきたい技術の一つでもあり、今やプログラマーには必須のアイテムとも言える資格ではないでしょうか。
試験に合格すると、プログラミングに関する知識や技術が証明されますので、評価、実力も認識され、就職・転職にも有利でもあり、幅広く活躍できると言われています。
必ずしも「既にプログラマーとしての活躍し長い経験がある」=「Javaを理解している」ではないとし、資格の取得を奨励している企業も多くなってきているようです。
ですので、プログラマーとして従事している人も、資格取得を目指すことで、実力の確認、また、スキルに磨きがかかり、さらなる上達が期待できるということもあり、受験者も急増しています。
現に、2013年度から3年間でおよそ受験者数が2倍と急激にアップしています。
資格取得へ向けての勉強方法は、参考書で独学、通信で学ぶ、専門のスクールにするなどそれぞれだと思います。
趣味で資格取得する人もいると思いますが、資格を取得したその先を考えることで、合格への意慾は高まるのではないでしょうか。
Java Gold は、最高峰の難易度であり、世界に通用する資格のひとつですが、それはゴールではなく、どう活かすことがプログラマーとして大切だと言えます。
オラクル認定Javaプログラマー資格の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
BronzeとSilverは特に受験制限はありません。
Goldは、Silverに合格していることが条件です。
レベル
Bronze、Silver、Goldの3つのレベルがあります。各レベルそれぞれ以下のようになっています。
試験には難易度が設定されており、Bronze、Silver、Gold の順で難しくなっていきます。
- Java Bronze :プログラミングに関して最低限必要な基礎知識が問われるビギナーレベルの資格です。
- Java Silver :3 つの中で受験者も多く言語経験者でJava の知識を得たいという方に向けた中級資格です。
- Java Gold :Java 資格のうち、最も難しい試験です。設計に関する知識も問われる上級資格です。
試験内容
CBTによる選択問題で出題されます。
試験科目
それぞれ以下のような問題が出題されます。
- Java Bronze
- Java言語のプログラムの流れにはじまり、 演算子と分岐文、ループ文など、Javaプログラミングに関して最低限必要な基礎知識が問われます。日本独自の認定資格でもあり、特定のバージョンに依存するような出題は行われていません。
- Java Silver
- Javaの基本はもちろん、「Javaのデータ型の操作」「配列の作成と使用」「メソッドとカプセル化の操作」「例外の処理」など、ブロンズより深くJavaによるオブジェクト指向プログラミングが理解できているか問われます。
- Java Gold
- Javaクラスの設計をはじめ、ラムダ式を使用する事前定義済みの型の使用、並行処理、「コレクション、ストリームおよびフィルタ」など、Stream API を含むコアAPI を適切に使用できるかどうかが、レベルの高い知識が問われます。
合格基準
それぞれ合格基準は以下のようになっています。
- Java Bronze:試験時間は65分、問題数は60問、合格基準は60%です。(合格ラインは変更されることがあります)
- Java Silver:試験時間は150分、問題数は77問、合格基準は65%です。
- Java Gold:試験時間は150分、問題数は85問、合格基準は65%です。
申込み期間
試験の数か月前~当日まで申し込みの受付されています。
ピアソンVUE の申込みフォームには下記のURLからアクセスし、アカウントを作成した後、登録したEメールアドレスに、ピアソンVUE より案内が届きますので、そこから順に従って申込をします。
CertView認証手続きは3回認証エラーが発生すると、面倒な手続きを行うことになりますので、できるだけ一度で完了できるよう心がけが必要です。
試験日
選択した試験会場によって随時実施されています。
希望場所、日付、時間等、いつでも自由に受験できますが、希望する日時が空いてなかったりすることもありますので、受験を決めたら早めの予約が賢明かと思われます。
試験地
Bronzeは自宅でオンラインで受験することができます。
SilverとGoldは全国のピアソンVUE公認試験会場で実施されています。
合格発表日
試験終了後すぐに合否が発表されます。
受験したその場では結果確認出来ませんが、30分程度で、ピアソンVUE登録したアドレスに、結果確認閲覧可能になったお知らせメールが届きます。
その後 CertVie で確認できるようになります。その際、認証作業が必要となります。
受験料
それぞれ以下の受験料が必要です。
- Java Bronze:13,600円
- Java Silver:26,600円
- Java Gold:26,600円
問合せ先
日本オラクル株式会社 本社
〒107-0061
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
Email:oraclecert_jp@oracle.com
※電話での対応はされておりません。
参照:日本オラクル株式会社
オラクル認定Javaプログラマー資格についてのコメント
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オラクル認定Javaプログラマー資格に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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