個人情報保護法検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
個人情報保護法検定の資格は、文部科学省許可法人である財団法人全日本情報学習振興協会によって運営されており、個人情報保護法に関する専門家になるための資格です。個人情報保護法に関する知識や実務を習得することになります。
個人情報保護法検定の試験内容は、大きく分けて、個人情報保護法の背景と個人情報保護法の理解の2つに分類することができます。
個人情報保護法の背景は、さらに個人情報保護法成立の経緯と取り組みと個人情報に関連する事件・事故の理解の2つから構成されており、主に施行にいたる背景、国際的な流れ、これまでの事件・事故の事例と、その原因や背景についての知識を有するかが試されます。
そして、個人情報保護法の理解では、個人情報保護法と関連法規の体系的知識と個人情報保護法の条文を正しく理解し、企業、団体が実際に個人情報を取り扱っていく上で必要とされるルールなど、法律の理解と実務スキルを有するかどうかを試されます。
現在のような高度情報化社会では、情報の価値がますます高まり、それを管理することの必要性も同時に高まっていきますので、個人情報保護法検定の資格は今後重要性が高まっていくでしょう。
個人情報保護法検定の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
1部と2部があり、合計90分で実施されます。
合計300点満点で、80%(240点)以上で合格となります。
試験は筆記試験でマークシート方式により実施されます。
試験科目
1、個人情報保護法の背景
個人情報保護法成立の経緯と取り組み、個人情報に関連する規格と制度、個人情報保護法 施行後の動向と状況、個人情報保護法の目的
2、個人情報保護法の理解
個人情報の定義と分類、個人情報取扱事業者、条文に対する知識と理解、関連法規、各省庁ガイドライン、企業に求められる対応
申込み期間
例年以下の期日に実施されています。
試験日の3か月くらい前から受付されています。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
6月、9月、12月、3月の日曜日。
10:00〜試験説明開始、10:15〜試験開始
受験料
8,400円
個人情報保護法検定についてのコメント
個人情報保護法検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
個人情報保護法検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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