基本情報技術者試験の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

基本情報技術者試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家資格です。

基本情報技術者は、これからのIT時代を支える技術者になるための資格ということができます。

以前は、基本情報技術者という資格は、名前のとおり、技術者だけが取る資格というイメージが強かったのですが、現代のITの急速な普及により、最低限の技術・プログラムは理解しておかなければならない時代になってきています。

ですから、技術者に限らず、一般の人でも基本情報技術者の資格を取得する方が増えてきており、また、取得すれば、高い評価が得られると思います。

基本情報技術者の資格を取得できれば、コンピュータやソフトウェアの仕組みを理解することができ、必要に応じたシステムを設計することができ、プログラムすることができるようになります。

それにより、格段に作業効率を高めることができるので、これからのデジタル情報時代に必須の資格といっても過言ではないと思います。

なお、情報処理技術者試験合格者(指定試験区分)は、国家試験(中小企業診断士、弁理士)の一部免除制度が受けられますので、他の資格の受験を考えている方は、情報処理技術者の資格を取っておくというのも一つの方法です。

基本情報技術者試験の勉強をしながら、レンタルサーバーを1台借りて、実際に自分で作ったプログラムなどを動かしてみると、より理解が深まり学習効果が上がります。

基本情報技術者試験の概要

受験資格

受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。

試験内容

コンピューター科学の基礎、コンピュータシステムなどが出題されます。

申込み期間

例年、以下の期間に受付されています。

春:1月中旬から2月中旬くらい
秋:7月中旬から8月中旬くらい

試験日

例年、以下の期日に実施されています。

春:4月の第3日曜日
秋:10月の第3日曜日

合格発表日

例年、以下の期日に発表されます。

春:5月下旬くらい
秋:11月下旬くらい

受験料

5,100円

その他

〜基本情報技術者 試験区分体系図〜

基本情報技術者 試験区分体系図

参照:独立行政法人情報処理推進機構

基本情報技術者試験についてのコメント

基本情報技術者試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

基本情報技術者試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

6件

HN(ハンドルネーム):キコリ | 2023-05-08 02:09:19

私は2016年10月に実施された基本情報技術者試験に合格しました。
受験を決意したのは2015年の夏ごろで、その年の10月に実施された試験を受験しましたが、午後問題が合格点に届かず不合格となりました。その一年後の2016年10月に再度受験し、晴れて合格することができました。
受験を決意した理由は、転職するにあたって資格を持っていることが武器になると考えていたことと、IT企業に勤めて一年ほどで自分にはどれほどの知識が身についたのかを自分自身確認がしたかったのが最初の理由でした。ですが、参考書を読んで過去問題を解いているうちに、自分にはまだまだ知らない知識がたくさんあることに気づかされました。そこからは力試しが理由ではなくなり、単純に自分の知識不足を補うことが理由になりました。
勉強法ですが、私は独学で勉強しました。具体的に言うと、一度目の受験の際は勉強期間を三か月と決めて、午前問題と午後問題に半分ずつの一か月半を割り当てました。午前問題は参考書を3周読み、あとは過去問題や予想問題をやりこみました。午後問題は、まず選択問題を全て解いて自分の得意な分野、苦手な分野を分析したあと、得意だと思った分野の午後問題のみに絞って問題集を買い、それを解くことを繰り返しました。二度目の受験の際は、午前問題はすでに合格ラインをとれていたので軽く復習し、午後問題にだけ時間を割きました。その甲斐あってか、二度目の得点は午前問題よりも午後問題のほうが高い結果となっていました。
基本情報技術者に合格したことで、今の仕事の何かに直結することはありませんでした。ですが、これから転職する可能性が高いことを考えると、資格は多く持っていて損をすることはないと思っていますし、何か技術を持っているならその技術に関する資格を持っていれば技術力について話さずとも相手に理解されやすいでしょう。なので、今後より上位の資格にもチャレンジするつもりで勉強しています。

HN(ハンドルネーム):メロディー | 2023-05-09 00:39:27

私が合格したときは「第二種情報処理技術者」でしたが基本は同じです。
難題はプログラミング言語の問題です。つづけて計算問題。この2つはさすがに知識がない、ちょっとかじった程度では問題の意味すらわからないときがあります。
知識を試す問題は自分に投資するつもりで2~3冊、対策用の本を購入して読み切っておけば、それほど難しくありません。
解けなくて焦ると全滅しますので、できそうな所から回答していき頭を慣らしていくのも重要です。
記憶力テストといかないのがプログラミングと計算系の問題ですが2進数、10進数、16進数あたりに抵抗がなくなってくれば、大分頭は働いています。2進数と16進数の変換表は暗記しておきましょう。
厄介プログラミングですが、「プログラミングなんて初めて」でしたら、あえてCASLIIをお勧めします。これは別名、機械語(マシン語)ですが、すべてのプログラミング言語の基礎なので「覚える事項が少ない」「できることが限られている」からです。
「アドレス」との概念がなんとなく理解できましたら、確実にお勧めします。ただ「この命令(記号みたいですが)」が実行されたらどんな変化、隠れた変化が起きる場合もあるので、それだけには注意です。
ここの難関以外は「パソコン、IT」をどれだけ知っているかの記憶テストですから、専門用語慣れしておけばバッチリです。同じようにしてわたしは「シスアド」も合格し、AO入試や会社の書類選考で大いに役立ちました。

HN(ハンドルネーム):基(もとい) | 2023-05-09 00:39:41

私は、情報系の企業に就職しようと、情報系の専門学校に通っていました。
入学した当初は、どんな環境なのか、どんなことを学ぶのか期待に胸を膨らませていました。
そこで言われたのが、情報系の企業を狙うなら、基本情報技術者試験は取るとかなり楽になるということでした。
就職浪人なんてしたくなかった私は、先生の言うなりに、基本情報技術者試験取得をすぐに目標に掲げました。
先生が言うには基本情報技術者試験は、それまで通っていた高校以下の学校では学べない、情報技術の基礎を幅広く取り扱ったもので、国家資格として認定されているので、多くの企業が注目している資格とのことでした。
試験は、毎年春と秋にあり、私は、一年目の秋、二年目の春、秋の三回かけて取ることができました、
一回約5千円なので、費用は1万千円ほどです。
おすすめの参考書は、ipaの緑色の参考書です。
これは、学校の教材だったので使っていただけでしたが、内容は網羅されていますし、これをメインに使って受かることができたので、おすすめです。
基本情報技術者試験の攻略法は、過去問をひたすら解くことです。
基本情報試験は、選択式の問題が午前、午後と分かれており、午前は用語の説明といった簡単な一問一答問題、午後は考えさせられる文章問題となっています。
どちらも、過去問が使いまわされていることが多く、ipaのサイトにある、過去問を解いて、問題を覚えるのが一番手っ取り早いです。
午後問題は、難しい問題が多いので緑の参考書をしっかり読んで、理解した上で解くとよいと思います。
そんな形で、私は3回かけて在学中に受かることができました。
就職活動が終わってから取得したのですが、2回目の受験で、惜しいところまでいき、3回目はほぼ合格できそうだと面接で話すと、採用担当者が大きくリアクションしてくれました。
また、入社後も仕事の内容が勉強したことに通じることがあって、取得してよかったと思いました。
給料は上がりませんでしたが、合格金がもらえました。
ですが、他の企業では、給料があがるところもあるみたいでした。
そんなこんなで、基本情報技術者試験は合格しておくと、就職に有利ですし、仕事にも役立つので、是非お考えください。

HN(ハンドルネーム):サイバーエージェント勤務 | 2023-05-09 00:39:54

これは、難関の資格に入ることは間違いないでしょう。僕自身
5年の歳月を有しました。未だ、取得には至ってないという現状から目をそむけています。これからもがんばりますが、もう後がありません。どうすればいいでようか?

HN(ハンドルネーム):TANAKA | 2023-05-09 00:40:06

システム関係の会社に勤めている関係で基本情報技術者の資格取得が必須となっています。入社するまでは、システム関連のことは全くの素人、プログラミングなんてちんぷんかんぷんな状態でした。それでも資格は取らなくてはいけない、ということで、試験の三カ月前から参考書を購入しコツコツ勉強を始めました。わからないことだらけでしたが、わからないところは会社の先輩を捕まえて、わかるまで聞いて理解しょうとしました。しかしなにぶん範囲が広く、情報技術の基礎から言語、インターネットなどの通信まで実務でも触れることのないことがたくさんあり、あまりピンとこないものもたくさんありました。試験の一カ月前までには一通り参考書を最後まで読み終えました。空いた時間で少しずつだったので少し時間はかかりましたが。一カ月前からは過去問題を実際にやってみて、どこまで理解できているか確認しました。惨たんたる結果でしたが、過去問題を解くうちに同じ問題が出題されていることに気がつきました。そこで試験までの期間はひたすら過去問題を解くことをおこないました。問題を見ただけで答えがすぐにわかるくらいにはなっていました。過去問題は効果絶大で無事に合格することができました。
資格を取った際に金一封はありましたが、会社での必須資格のため給料は変わりません。そこが少し残念なところではありますが、頑張って知識は身についたかなと思っています。

HN(ハンドルネーム):へっぽこプログラマー | 2023-05-09 00:40:20

私はIT企業でプログラマの仕事をしていますが、基本情報技術者の資格は持たずに入社しました。入社してからこの資格がIT業界では強力な効力を発揮することを目の当たりにして受験を考えるように…というか会社で勧められるままに受験しました。

ちなみにIT業界の企業では「会社に基本情報資格取得者が何人いるか」がひとつのステータスになるだけでなく、プログラマの派遣契約等の際に「プログラマ5人のうち3人以上は資格取得者」という条件を付けられるケースも多く「資格取得者少ないと営業が成り立たない」という現実もあります。

もちろん、IT関連の知識全般およびプログラミング知識も学習しますので、実務上大変有用であることは言うまでもありません。

私は会社が補助金を出してくれた(全額:7万5千円)のでTACの通信講座を利用しました。

基本情報技術者の試験は1日(午前、午後)に2科目行われ、暗記中心の「午前試験」、応用中心の「午後試験」の両方に合格して完全合格となります。

午前試験はとにかく「暗記」しました。内容を十分理解して暗記できればベストですが、多少疑問点があってもとにかく「覚える」ことを優先しました。

午後試験は(過去問題集)をひたすら解きました。ポイントは「解説はホドホドに読む」ということです。午後試験は応用問題なので「解説を読んで理解する」学習方法はあまり意味がありません。どんなに難問でも、どんなに分からなくても「自分で考えて答えを出して、自分の答えと模範解答の違いを吟味する」ことが重要です。

少額ですが、私の会社では2,000円の資格手当が出ていましたし、業務的にはプログラミング業務の全般が見渡せるようになり、スキルアップに重要な役割を果たす資格だと感じました。

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