手話通訳士試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
手話通訳士試験とは、手話通訳に関する能力を有するかどうかを試すための資格試験で、公的資格とされています。
聴覚に障害をもつ人々にとって、意思伝達の貴重な手段として手話は非常に大事であり生活に欠かせないものです。
しかし、誰でも手話ができるわけではなくかなりの練習と教育を受ける必要があります。
だからこそ手話通訳士は、健聴者との橋渡しをする重要な役割を担っており社会的にも大事な役割を担うことになります。。
この試験では、専門的知識と技能が厚生労働大臣の設けている水準に達しているかどうか試されます。
手話通訳士試験の概要
受験資格
以下の受験制限がありあます。
1次試験日現在、20歳以上である者。
※受験資格ではないが、手話通訳経験が少なくとも3年程度は必要。
試験内容
筆記試験と実技によって実施されています。
試験科目
〜1次〜 筆記試験
1、障害者福祉の基礎知識
2、聴覚障害者に関する基礎知識
3、手話通訳のあり方
4、国語
5、手話の基礎知識
※前回および前々回の手話通訳士試験の1次合格者は、本人の申請により1次は免除されます。
〜2次〜 実技(1次合格者のみ)
1、聞き取り(手話への)通訳
2、読み取り(口頭)通訳
3、読み取り(筆記)通訳
※講演、相談、医療、文化活動などの模擬場面を録音したテープレコーダーのことばを聞いて手話通訳する方法と、モニターテレビで提示される手話を読み取る方法で行われます。
申込み期間
例年、6月上旬〜7月下旬に受付されます。
試験日
例年以下の期日に実施されます。
1次:9月下旬
2次:11月下旬
受験料
18,000円(税込)
手話通訳士試験についてのコメント
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手話通訳士試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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