医療保険士試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
医療保険士とは、医療の事務に関する知識・能力を有するかどうかを試すための資格試験で、民間資格とされています。
病院や医院、診療所などにおける医療事務の仕事は、事務量の増加とともに複雑さも増しており、高度な専門的技術を有する者がますます必要となってきています。。
医師や看護師が兼務していた時代は終わり、医療に関する専門家だけではなく、医療の事務に関するのスペシャリストが要求されている時代になっています。
医療保険士は医療保険学院が主宰する通信講座を受講し、修了検定試験に合格した者に与えられる称号であり、医療事務に関する高度な専門的技術を有する者と証明されます。
医療保険士試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
筆記試験と実技試験によって実施されています。
講習機関は標準4カ月間くらいとなっています。
試験科目
〜基礎編〜
1、医療保険制度
2、基本診療
3、投薬
4、注射
5、処置
6、各種療法
7、手術
8、検査
9、画像診断
10、入院
<中間テスト(NO.1、NO.2)>
〜実習編〜
カルテをもとに診療報酬明細書(レセプト)の作成
<中間テスト(NO.3)>
※1日1時間程度の学習で、中間テストの添削期間を含め標準養成期間は4カ月の通信講座である。
学習中の疑問点などの質問には電話か手紙で対応している。4カ月で医療事務がマスターできるようにカリキュラムが組まれているが、1年間の有効期間がある。
中間テストにすべて合格すると、修了検定試験を受講できる。
講座修了後、希望者は「医療保険センター」の会員としてさまざまなフォロー、指導を受けることができる。
なお、医療保険学院では「調剤報酬事務講座」も開講している。
合格基準
合格基準:領域1・2・3に各100点ずつ配点されている。この3つの領域の正解の合計が全体で300点中180点以上あり、各領域の正解が60%以上のとき合格となる。
申込み期間
随時受付されています。
受験料
46,000円(入学金、テキスト代、税込)
医療保険士試験についてのコメント
医療保険士試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
医療保険士試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
0件