古民家鑑定士の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

古民家鑑定士について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

古民家鑑定士は、古民家が「移築や再生をするに値するか」「再生して住むことができるのか」などの判断をするために、古民家の価値を正確に算定する専門家を養成するために実施されている民間資格です。

建物販売をする際は固定資産税観点からの評価を行いますが、古民家の場合、文化的・歴史的な目に見えない価値が付いていることがあり、一律の計算式に当てはめられるだけでは、古民家の価値を正確に算定することができません。

未来の子供たちのために、ひとつでも多くの文化的遺産である古民家の保全、及び耐久性の確保に貢献するための活動と考えて実施されています。

大手ハウスメーカーの新築やリフォームを担当される営業職の方も多く取得しており、建築や不動産に携わる仕事を目指される方にとっては、アピールできる資格です。

仕事とは関係なく、古民家が純粋に好きな方も、より知識を深める為に多く取得されており全国で10,000名以上の古民家鑑定士が誕生し活躍しています。

歴史、文化、不動産が好きな人やそういう仕事をしている人におすすめの資格です。

古民家鑑定士の概要

受験資格

20歳以上の人に受験資格が認められます。

その他の制限はありません。古民家や古材・古瓦など、伝統的な建築や資材に興味のある人ならどなたでも受験していただけます。

試験内容

マークシートによる選択形式の問題で実施されます。

試験時間は50分で実施されています。

古民家鑑定士認定試験では、「総論」「伝統構法」「在来構法」の3科目を受験することになります。

伝統構法・在来構法の両方に精通した者を1級とし、どちらかの構法のみ精通した者は2級となります。(総論は必修科目)

3科目全てが合格点に達している場合は1級に認定されます。(不合格科目のみを受験することで、1級へ合格が可能です。再受験に関しては合否通知受取後6ヶ月以内の受験に限ります。6ヶ月経過後は合格科目も再度受験する必要があります。)

総論と伝統構法科目が合格点に達している場合は、2級(伝統)、総論と在来構法科目が合格点に達している場合は、2級(在来)に認定されます。

総論が合格点数に満たない場合、伝統構法と在来構法が合格点に達していても不合格となります。

試験科目

総論科目・・・資格制度の設立意義・資格者の果たすべく使命・環境問題・鑑定方法

伝統構法・・・伝統構法とは・伝統構法に用いられる部材・移築や再生の為の方法

在来構法・・・在来構法とは・在来構法に用いられる部材・在来構法の改修方法

試験日

毎月1回、または2ヶ月に1回程度で実施されています。

試験地

全国で随時実施されています。

合格発表日

受験された月の翌月10日に古民家鑑定公式サイトにて受験番号を発表後、郵送で合否通知と認定証が届きます。

受験料

試験:9,000円

別途、講習代と教本代が必要になります。

問合せ先

一般財団法人 職業技能振興会
03-3353-9181

一般社団法人住まい教育推進協会
03-6890-0641

参照:古民家鑑定公式ホームページ

古民家鑑定士についてのコメント

古民家鑑定士について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

古民家鑑定士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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