国家公務員総合職はキャリア官僚になるための公務員試験です。

国家公務員(総合職)試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

国家公務員(総合職)試験は、以前は国家公務員1種試験として実施されていた試験です。

平成24年度の公務員試験制度の改革によって、国家公務員試験の制度が変わり、それに伴って国家公務員(総合職)と呼ばれるようになりました。

国家公務員(総合職)公務員試験の最高峰であり最難関の試験となっています。

国家公務員(総合職)に合格した後、自分の希望する官庁に訪問し採用されるといわゆる「キャリア官僚」として活躍することになります。

国家公務員(総合職)試験は、最終学歴によって大学院卒者試験と大学卒業程度試験の2種類あります。

仕事の内容としては、それぞれの官庁の所掌事務に関わる制作の立案、法律の制定、大臣の国会での答弁を書いたりと国家の中枢に関わる仕事をする事になります。

民間企業では、絶対にすることができないスケールの大きな仕事などに携わる事ができるのも大きな魅力ですし、キャリア官僚として数年経験を積んだあと、その経験を活かして起業して活躍する人や国会議員や地方自治体の知事・市長などの首長に転身していく人もたくさんいます。

給料も長く続けるとどんどん上がっていきますし、福利厚生もしっかりとしています。ただ、仕事がとてもハードなため、体力も知力も高いレベルのものが必要となります。

全てではありませんが、東大や京大などの一流大学出身者が多く占めているのが現状です。

国家のための仕事がしたい人、政治への道を目指している人、とにかく勉強に自信がある人におすすめの試験です。

国家公務員(総合職)試験の概要

受験資格

【院卒者】

法務区分は、30歳未満の者で法科大学院を卒業し司法試験に合格した者。または人事院がそれと同等と認める者。

法務区分以外は、30歳未満の者で大学院を卒業した者。または人事院がそれと同等と認める者。

【大卒程度】

21歳以上30歳未満の者で大学を卒業した者。または人事院がそれと同等と認める者。

試験内容

択一式と論文式試験で実施される一次試験と面接や性格検査により実施される二次試験があります。

試験科目

以下のような問題が出題されます。基本的には他の公務員試験と同じような内容です。

  • 文章理解
  • 判断推理
  • 数的処理
  • 資料解釈
  • 自然・人文・社会などの一般教養
  • 各試験の区分に応じた専門知識

申込み期間

例年4月の上旬から申込が始まります。

試験日

【1次試験】

例年4月の下旬に実施されます。

【2次試験】

例年5月の下旬から6月上旬に実施されます。

受験料

無料

参照:人事院(国家公務員採用試験NAVI)

国家公務員(総合職)試験についてのコメント

国家公務員(総合職)試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

国家公務員(総合職)試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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