ようこそ!かわさき検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
市民をはじめ多くの方々に川崎市の産業、そして川崎市の産業観光の魅力について理解を深めてもらうことを目的とし、2007年に始まった「川崎産業観光検定試験」が、内容をリニューアルし、2017年「ようこそ!かわさき検定」として新たにスタートしました。
以前は、ランクも設けられ、100問を100分で回答する方式でしたが、現在は、四者択一35問、記述式2問、計37問の出題方式に変わりました。
川崎市に関する様々な話題、時事問題、産業観光に関する情報を取り入れ、より多く幅広い層にもトライしてもらえるよう見直され生まれ変わりました。
問題は、『川崎産業観光読本(改訂版)』『川崎日和』『川崎産業観光ガイドブック』、川崎市の時事問題などから出題されます。
テキストは、嬉しいことに、川崎商工会議所の『ようこそ!かわさき検定』のご案内のページよりダウンロードができます。
まずは、このテキストの熟読で、川崎市の歴史、自然、文化、また地形や地理なども学ぶことも大切と言えます。
川崎市は「産業都市」として栄え、京浜工業地帯として、近代化産業遺産、有名企業・工業が多数集積しているのは小学生の社会の授業でも学んだかと思います。
そして、最近よく耳にするのが「産業観光」という言葉です。
「産業観光」とは、歴史的・文化的に価値ある工場や、職人、製品、昔の工場跡や産業発祥の地などを見学し、ものづくりの心にふれることを目的とした観光のことです。
「ようこそ!かわさき検定」は、その取り組みのひとつとも言われています。
川崎市の代表的な産業観光が・・・『工場夜景』です!立ち並ぶ煙突から黒い煙を吐き、うるさくて暗くてマイナスなイメージがありましたが、2008年に川崎産業観光モニターツアーの一貫として行った「ドラマチック工場夜景ツアー」が、それを覆すよう川崎市の絶景観光スポットとして、人々を魅了したことは記憶にも新しいのではないでしょうか。
2011年2月には川崎市で全国初となる「第1回全国工場夜景サミット」も開催され大きな反響をよびました。
過去の問題をみてみますと、記述式問題で「20代の女性グループ(5人)から川崎の工場夜景ガイドを頼まれました。
あなたはどのように工場夜景の魅力を伝えますか。」という問いがありました。
一度、この夜景ツアーに参加して、実体験をしてみるのもいいのではないでしょうか。
「ようこそ!かわさき検定」は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、期待されているご当地検定であるとも言えます。
ようこそ!かわさき検定の概要
受験資格
年齢、性別、学歴、国籍は、一切問いません。
誰でも受験することができます。
試験内容
川崎市を取り巻く様々な話題や産業観光に関する内容となっており、四者択一で35問出題、記述式2問、計37問が出題され、試験時間は10:00からの1時間です。
試験科目
試験のためのテキストブック「川崎産業観光読本(改訂版)」「川崎日和り」「川崎産業観光カイトフック(平成27年6月改訂版)」から35問出題されます。
観光者のためのツアー企画提案など、記述式2問が出題されます。
合格基準
100点満で70点以上が合格とされます。
申込み期間
例年、試験日より約2ヶ月前〜1ヶ月前(1月から2月くらい)まで受付がされています。
試験日
例年、3月上旬くらいに実施されています。試験は1年に1回です。
試験地
川崎商工会議所で実施される予定です。
合格発表日
試験日より約1ヶ月前後で、合否結果と合格証書が郵送されます。
受験料
1,620円(税込)
問合せ先
川崎商工会議所 企画広報部
〒210-0007
川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアヒル3階
TEL:044-211-4112(土・日・祝・年末年始を除く9:00~17:00(12:00~13:00を除く))
ようこそ!かわさき検定についてのコメント
ようこそ!かわさき検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
ようこそ!かわさき検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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