北海道観光マスター検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
次回の試験日は
株式会社ブランド総合研究所が毎年、調査を行っている都道府県・魅力度ランキングで9年連続1位の北海道ですが、道内をもっと幅広い知識で、おもてなしできる人材が求められています。
北海道は面積の広さでも1位。
179の市町村、74の郡があります。
地域の文化や歴史の知識に関するご当地検定は、他にもとかち検定やはこだて検定、小樽や旭川や釧路でも行われていますが、北海道全体を知るという意味で北海道観光マスター検定で広い知識を得るのは意味のあることと思います。
北海道の観光振興への意識とホスピタリティの心を持った人材の育成を目的として実施されている検定で、民間資格の1つです。
平成18年(2006年)から行われています。申し込みは8月31日~10月31日で、試験は例年11月下旬の祝日(勤労感謝の日)に行われています。
試験の範囲は公式テキストから出題されますが、北海道の魅力がギッシリ詰め込まれた「北海道観光ハンドブック」は見ているだけで楽しいです。
今年で13回めとなりますが、現在までの合格者は4,500人以上で、ボランティアガイドや観光の仕事など幅広く活かされています。
合格者には合格証書と認定証、バッジが授与されますが、合格した人だけが手にすることができるニレの木で出来たサインボードもあります(税込み14,194円)。
10月には対策セミナー(受講料8,640円)があるので、試験対策も安心です。
近年では、国内だけでなく国外からの観光客が増加しており、北海道を知ってもらおう、もっと知りたいという人におすすめの検定です。
北海道ならではの食べ物や歴史、観光施設など50問に挑戦します。
正答率が7割以上で合格です。
さらに合格した人だけが入会できる「北海道観光マスターの会」という団体もあります。
商工会議所と連携して、地域の観光関連事業に感化したり、会員同士が連携し、北海道の観光を支えていくという、やりがいのある活動です。
ちなみにこの北海道観光マスターの会は登録料や会費は一切なく、メールアドレスと合格証番号があれば、誰でも参加することができます。
北海道はかつて「蝦夷地」と呼ばれていましたが、江戸~明治にかけて活躍した松浦武四郎という探検家により「北海道」と命名されました。
今年は北海道という名前がついて、150年という記念すべき年です。
北海道の未来を考えていく上でも、ぜひ受けてみたい検定です。
住んでいる地域は関係なく受験することができるので、北海道を愛する多くの人にぜひおすすめしたいです。
北海道が地元の人にとっては、旅行者との交流というメリットがあります。
またそうでない人にとっては、北海道の魅力をより深く知って頂く機会にな流でしょう。
北海道で、タクシーやバスの運転手さん、観光に関する仕事をしている人、その他北海道に関心のある全ての人におすすめの検定試験です。
北海道観光マスター検定の概要
受験資格
国籍・年齢、性別、学歴に関係なく誰でも受験することができます。
試験内容
試験内容は以下のようになっています。
試験時間:90分
出題数:50問(50問×2点の100点満点)
出題形式:選択式問題(四肢択一中心)
試験科目
公式テキスト「北海道観光ハンドブック」(1冊2,300円・税込)が販売されており、テキストから出題されます。
現在は公式テキストは「第6版」が最新です(2018年6月10日時点)。
以下のような内容が出題されています。
- 北海道の基礎情報
- 北海道の祭り
- 北海道の観光地
- 北海道の自然
- 北海道の歴史
- 北海道の交通網と交通機関等
合格基準
100点満点中の70点以上で合格となります。
申込み期間
例年、8月末から10月末まで受付されています。
試験日
例年、11月下旬の祝日(勤労感謝の日)に実施されています。
試験地
各地の商工会議所で実施されています。
合格発表日
例年、12月中旬くらいに合格発表があります。
受験料
5,000円(税込)
問合せ先
北海道観光マスター検定事務局
〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西2丁目 北海道経済センター
TEL:011-241-6308
FAX:011-231-0726
北海道観光マスター検定についてのコメント
北海道観光マスター検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
北海道観光マスター検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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