萩ものしり博士検定(廃止)について
この記事は、文字実が執筆しました。
萩ものしり博士検定は、萩のことをより広く・深く知ってほしいという、魅力を再発見してほしいという思いから開催されているご当地検定で民間資格の1つです。
豊かな自然や歴史、文化のおたからなどをクイズ形式で学べるようになっています。
「萩まちじゅう博物館」というまちづくりの取り組みに1人でも多くの人に参加してほしいという願いがこもっています。
萩はおよそ400年前に作られた城下町の情緒が継承された名所あふれる地域です。
吉田松陰や木戸孝允、高杉晋作など、維新の志士が輩出されたことから、生まれ育った地や史跡が街の至る所に残っています。
このことから「まちじゅうに屋根のない博物館のような街」ということで「萩まちじゅう博物館」というネーミングで、まち歩きの観光案内所やガイドが多く存在しています。
萩だけで世界遺産に5箇所も登録されており、検定でも出題されます。
ぜひ実際に明治の産業革命遺産に訪れて、貴重な資産について学んでおきたいところです。
「萩ものしり博士検定問題集」(1,500円・税込み)には全770問の問題があり、検定では問題集と同じ問題がそのままの形で出題されます。
100問中80問以上の正答で合格となっており、修士課程は例年90%が合格していますが、博士課程はやや難しい内容となっており20~40%の合格率です。
小学生対象の子どもものしり博士があり、ふるさと学習の一環として、市内各小学校で実施されています。
こちらは公式テキストとして「萩ものしりブック」(500円・税込み)があり、こちらもテキストから出題され、毎年70~90%近く合格者が出ています。
萩ものしり博士の有志が「萩ものしり修士・博士の会世話人会」を結成し、まちじゅう博物館を推進するため、研修事業や検定運営事業などを行っています。
受験者の特典として、萩博物館、萩・明倫学舎の入館無料(11/25,26のみ有効)や「萩の魅力再発見ツアー」に特別割引料金で参加することができます。
観光ガイド付きでまち歩きができる貴重な体験です。
合格者の特典しては、認定証の他に認定バッジが進呈され、博士課程を合格した場合には「萩まちじゅう博物館まちかど解説員」に任命されます。
解説員証(萩博物館生涯パスポート)が贈られ、特別講演会やギャラリートークが開催されます(年1~2回)。
合格と同時に萩ものしり修士・博士の会へ入会(会費は無料)でき、検定問題集に登場する史跡めぐりや手作り講座など、楽しい研修会を企画・参加することができます。
※萩ものしり博士検定は、2018年で最後となり廃止されました。
今後は萩検定としてリニューアルされて実施されます。
萩ものしり博士検定(廃止)の概要
受験資格
受験資格はそれぞれ以下の通りです。
- 修士:受験制限は特にありません。萩を愛する方ならどなたでも受験可能です。
- 博士:修士の合格者のみ受験できます。
レベル
修士、博士、子どもものしり博士の3段階のレベルで実施されています。
子どもものしり博士は、ふるさと学習の一環として、市内各小学校で実施されています。
試験内容
試験内容はそれぞれ以下の通りです。
- 修士:45分・問題集より100問・択一式。
- 博士:90分・問題集より100問・記述式・択一式
試験科目
それぞれ以下の範囲から出題されます。
- 修士:問題集と同じ問題がそのまま出題されます。
- 博士:問題集は修士と同じですが、解説から新たに問いが作成され出題されます。まずは、萩博物館で過去問を入手して、傾向を把握して対策する必要があります。
合格基準
80問以上の正解で合格となります。
申込み期間
例年9月上旬から11月上旬まで申し込みの受付がされています。
試験日
例年、11月下旬の日曜日に実施されています。
試験地
それぞれ以下の試験地で実施されています。
- 修士:萩セミナーハウス(萩市堀内211-1)
- 博士:萩博物館(萩市堀内355)
合格発表日
合格発表の日は以下の通りです。
- 修士:検定日当日
- 博士:検定日翌日
受験料
それぞれ以下の受験料が必要となります。
- 修士:1,000円(税込)
- 博士:2,000円(税込)
問合せ先
まちじゅう博物館 萩ものしり博士検定事務局
〒758-8555
山口県萩市江向510番地(萩市まちじゅう博物館推進課内)
TEL:0838-25-3290
萩ものしり博士検定(廃止)についてのコメント
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