萩検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
萩検定は、従来の萩ものしり博士検定と萩・幕末維新検定が統合してリニューアルされたもので、2019年より実施されることになったご当地検定です。
萩はおよそ400年前に作られた城下町の情緒が継承され、今でも名所がたくさんある地域です。
吉田松陰や木戸孝允、高杉晋作など、維新の志士が輩出されたことから、それらの人物たちの生まれ育った地や史跡が街の至る所に残っています。
萩は、特に幕末の歴史ファンにとっては絶対に外せないスポットとなっています。
萩検定へのリニューアルにより、初級はスマホやパソコンなどで「気軽に、誰でも、無料」で受検できるようになりました。
また4つの科目(自然、文化、歴史、幕末維新)を設け、自分の興味に合わせて1つの科目から選択して受検することができるようになりました。
萩市の歴史、文化、自然を広く周知するとともに、全国の萩ファンを増やすため、そして「萩まちじゅう博物館」というまちづくりの取り組みに賛同・参加していただくきっかけになるよう令和元年度(2019年)から開催されることになりました。(上級コースは令和2年度より実施予定)
全国にたくさんあるご当地検定の一つです。萩に住んでいる人はもちろん、それ以外の人でも萩に興味のある人であれば受験すると面白い検定です。
中級以上の受験者は、萩博物館、萩明倫学舎の入館が無料になったり、合格者などにも特典がありますので、萩観光のついでに受験するという楽しみ方もおすすめです。
初級、中級、上級にレベル分けされていたり、選択科目制が採用されていることから、非常に受験しやすい検定試験となっています。
萩検定の概要
受験資格
各級それぞれ以下のような受験制限があります。
- 初級:受験制限はありません。誰でも受験することができます。
- 中級:受検する科目と同一科目の初級合格者。
- 上級:受検する科目と同一科目の中級合格者。
レベル
初級、中級、上級の3つのレベルで実施されています。
試験内容
各レベルそれぞれ以下のようになっています。
- 初級:各科目とも公式テキストブックから50問出題。択一式で実施。
- 中級:各科目とも公式テキストブックから50問出題。択一式30問、記述式20問で実施。
- 上級:各科目とも公式テキストブックから50問出題。択一式10問、記述式40問で実施。
試験科目
公式テキスト「萩検定公式テキストブック」の中から、萩の自然、文化、歴史、幕末維新の4つのテーマから出題されます。
受験する時に、自然、文化、歴史、幕末維新の4つから選択することができます。
合格基準
各級とも45問以上の正解で合格となります。
申込み期間
初級:いつでも申し込みができます。
中級:例年8月から11月くらいに申し込みの受付がされています。
上級:未定(2020年度より実施予定)
試験日
例年、以下の日程で実施されています。
初級:8月から11月くらいの指定された期間に各自で受験する。
中級:例年12月の第3日曜日くらいに実施されています。
上級:未定(2020年度より実施予定)
試験地
初級:パソコン、スマートフォンでどこからでも受験することができます。
中級:萩市総合福祉センター(山口県萩市江向510番地)
上級:未定(2020年度より実施予定)
合格発表日
各級以下の日程で合格発表されます。
初級:受験後すぐに合否が表示されます。
中級:例年、12月の中旬くらいに合格発表があります。
上級:未定(2020年度より実施予定)
受験料
各級それぞれ以下の受験料が必要となります。
初級:無料。
中級:1科目につき1,000円。高校生以下500円。
上級:未定(2020年度より実施予定)
問合せ先
萩まちじゅう博物館 萩検定実行委員会事務局
〒758-8555
山口県萩市江向510番地 (萩市まちじゅう博物館推進課内)
TEL:0838-25-3290
萩検定についてのコメント
萩検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
萩検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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