ふるさと小松検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
ふるさと小松検定は、検定を通してふるさとへの理解を深め小松が好きになり、誇りと自信をもってくれる人が増え、より多くの皆さんに小松の魅力を知ってもらいたいという思いで2005年より実施されているご当地検定です。
ご当地検定は、商工会議所、観光協会などの主催が多い中、この「ふるさと小松検定」は、石川県立小松商業高校の生徒が、テキスト編集、問題作成などを行っている珍しい検定とも言われています。
レベルも初級編、中級編、上級編が用意されており、第12回から「メモリアルコース」が追加されました。
メモリアルコースとは、事前にテーマが発表されてそれに沿って出題されます。
例えば、第12回検定のテーマは、「曳山子供歌舞伎編」13回は「那谷寺と白山信仰」でした。
12回メモリアルコース(曳山子供歌舞伎編)の過去問題を見てみると・・・ ・「お旅まつり」と呼はれている春季例祭を行なう神社は、本折日吉神社とどこか。
曳山子供歌舞伎の上演初日に、役名の札をもった若衆に付き添われて子供役者たちか神社に向かって歩くことを何というか。などです。
ちなみに、平成30年11月に実施されるメモリアルコースのテーマは、「珠玉と石の文化」となっています。
初級編、中級編、上級編検定内容については、ドリルとテキストを中心に、地理・歴史・産業・観光・文化・環境・福祉・スポーツの各分野から合計50問を出題されます。
各級で、出題されるドリルとテキストのページを指定してありますので、そこを確実に読み込み学習すれば満点も狙えるかもしれません。
また、ドリルとテキストは、貸し出しが可能です。
ホームページからダウンロードもできますので、受験を決めた人は直ぐに覗いてみましょう。
2017年13回までの受験者数は13,457名、合格者は5,432名合格平均率は40.3%です。
先に述べたように、「ふるさと小松検定」は、高校生がプロデュースし作成した珍しい検定です。
第2回受験者数は2,603人、小松市民の43人に1人が受験したことになり、人口当たりの受験者数の割合が全国のご当地検定の中でもとても高いと小松の広報誌にも取り上げられました。
この検定は、初級編、中級編、上級編、メモリアルコースを全て受験することも可能です。
受験料も大人500円、高校生以下は無料ですので、とてもリーズナルですし、小松商業高校の皆さんを応援するという気持ちを込めて、全トライしてみるのもいいのではないでしょうか。
他各地でも、高校生が作るご当地検定が増えるかもしれません。
ふるさと小松検定の概要
受験資格
学歴、年齢、性別、国籍の制限はありません。
誰でも受験することができます。
レベル
初級編、中級編、上級編、メモリアルコースの4段階で実施されています。
試験内容
ドリルとテキストを中心に、地理・歴史・産業・観光・文化・環境・福祉・スポーツの各分野から合計50問が出題されます。
ドリルからの出題割合は、初級編は100%、中級編は約90%です。
- 初級編:50問 9:00~30分
- 中級編:50問 10:00~30分
- 上級編:50問 11:00~30分
試験科目
各級それぞれ以下の範囲から出題されます。
- 初級編:ドリルP1〜P31(40問) P32〜87(10問)
- 中級編:ドリルP1〜P87(45問) テキスト・その他(5問)
- 上級編:ドリルP1〜P87(15問) テキスト・その他(35問)
- メモリアルコース:事前にテーマが発表されます。
上記は例として第13回の範囲と出題です。メモリアルコースのテーマは毎年変わります。
合格基準
100点満点で80点以上を合格です。
申込み期間
例年、10月くらいに約1ヶ月間間受付がされています。
試験日
例年、11月中頃に実施されています。試験は1年に1回です。
試験地
小松商業高校で実施されています。
合格発表日
小松商工会議所前および小松商業高校同窓会館前、ふるさと小松検定ホームページで発表されます。合格者には後日合格証が郵送されます。
受験料
受験料は以下のようになっています。
- 一般:500円
- 高校生以下:無料
問合せ先
はつらつ協働課
〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
TEL:0761-24-8397
FAX:0761-24-8192
E-mail:hatsuratsu@city.komatsu.lg.jp
ふるさと小松検定についてのコメント
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