越中富山ふるさとチャレンシ検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
越中富山ふるさとチャレンシ検定は、県民が日頃知らず知らずのうちに享受しているふるさと富山の魅力を再発見するプロジェクトの一貫として、2005年より始まったご当地検定です。
2017年の第12回までの受検者は16,941名、合格者は9,851名で全体的平均合格率は約58%となっています。
県民をはじめ、各地域の人々が富山県の今昔を再確認しようと受験にトライしています。
受験者数が多いのは、会場が東京を含む4箇所設けられているのも要因と言えるのではないでしょうか。
また、数あるご当地検定の中で「越中富山ふるさとチャレンシ検定」は、2017年には【8位】に輝いており人気のご当地検定とも言えます。
レベルは、上級、中級、一般、ジュニアの4部門に分かれており、幅広い年齢層に受験できるように準備されています。
ジュニア部門があることで、小学生以下のお子さんも受験しやすくなり、家族や親子で受験する人も多いのではないでしょうか。
試験内容は、中級、一般はマークシート方式100問、ジュニアはマークシート方式40問とされ、上級は記述式100問とされています。
中級は、1「自然」2「歴史・文化」3「産業・観光」4「ふるさと文学と芸能・スポーツ」の4つのジャンルから60問の専門知識が問われます。
中級の過去の試験内容(第12回)を級別にみてみると、例えば・・・
【専門問題1自然】
冬の富山湾沿岸で、風もないのに突然発生する高波のことを何というか?
【専門問題2歴史・文化】
富山を寄港地にして、北前船か往復していた日本海側の航路は、大坂(大阪)とどこを結んでいたか?
【専門問題3産業・観光】
農林水産省の「ため池百選」に富山県内からは2カ所か選はれている。赤祖父溜池とどこか?
【専門問題4ふるさと文学と芸能・スホーツ】
伏木の地とのゆかりから、自伝的小説『美しき氷河』を著した作家は?
などの問題です。
ホームページでは、第1回から全て過去問題・解答が確認できますので、傾向と対策をしっかりマスターしましょう。
この検定の最大の特徴は、スタンプラリー点があり、中級、一般、ジュニアに限り、富山県内の約280箇所の施設のスタンプ1個ゲットで1点が得点として加算されます!
事前にスタンプラリーの台紙を印刷し、施設を訪れる機会があれば必ずもらっておくことで高得点が狙えます!
合格すると、合格認定カードが与えられ、県内の一部施設で提示することで、特典・サービスが用意されています。
例えば「宇奈月麦酒館」では、『ヒールソフト300円が200円!』「朝日町立ふるさと美術館」では『入場料2割引!』など、色々なジャンルの施設の特典が受けられます。
富山県といえば、世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が世界遺産としても注目されています。
2015年北陸新幹線も開通した影響で、ここ数年、観光者も増えています。
「越中富山ふるさとチャレンシ検定」も、これからの富山観光に一石を投じる検定なのかもしれません。
越中富山ふるさとチャレンシ検定の概要
受験資格
年齢、性別、国籍など制限はありません。
但し、上級受験者は中級合格者が対象、ジュニアは小学生以下が対象です。
※小学生以下が、上級・中級・一般の部を受験することも可能です。
レベル
上級、中級、一般、ジュニアの4つのレベルで実施されています。
試験内容
富山県の自然、歴史、文化、産業、時事問題など、基本的な知識から専門的な知識が問われる内容です。
- 上級:記述方式100問 13:30〜15:00 90分
- 中級:マークシート方式100問 10:30〜12:00 90分
- 一般:マークシート方式100問 13:30〜14:20 70分
- ジュニア:マークシート方式40問 13:30 〜 14:20 50分
試験科目
各級それぞれ以下のような範囲から出題されます。
- 上級:歴史、文化、自然、時事問題など、基本的な知識をはじめ、広範囲から出題されます。
- 中級:基本的な知識 + 自然、歴史・文化、産業・観光、ふるさと文学と芸能・スポーツの 4 部門から出題されます。
- 一般:自然、文化、産業など基本的な知識から出題されます。
- ジュニア:富山の自然、文化など基本的な知識から出題されます。
合格基準
合格基準は、各級それぞれ以下ようになっています。
- 上級:100点満点中80点以上で合格です。
- 中級:100点満点中80点以上で合格です。
- 一般:100点満点中70点以上で合格です。
- ジュニア:100点満点中70点以上で合格です。
※中級、一般、ジュニア部門は、富山県内の施設でスタンプを集めると、スタンプ1個あたり1点が越中チャレンジの得点として加算されます。スタンプラリーの参加方法などは、ホームページで確認できます。
申込み期間
例年、試験日より約 5ヶ月前から約 4ヶ月間申し込み受付がされています。
試験日
例年、11月の第3日曜日くらいに実施されます。試験は1年に1回です。
試験地
《富山会場》
- 富山県民会館 会議室
- 富山大学高岡キャンパス
《新川会場》
- 北陸職業能力開発大学校
《東京会場》
- 松屋アネックスビル(銀座会議室)
※会場はその年によって変わる場合があります。
e合格発表日
北日本新聞紙上、ホームページに合格者の氏名か受検番号を掲載されます。
同時に、受検者本人に合格通知が郵送されます。
受験料
各級それぞれ以下の受験料が必要です。
- 上級:2,500円
- 中級:2,000円
- 一般:1,800円
- ジュニアの部:500円
※ 10名以上の団体受検
- 中級:1,800円
- 一般:1,600円
※学生(中学・高校・専門学校・大学)は各部門の受験料が半額です。
※体験型検定の受検者は本検定の受検料が半額です。
問合せ先
〒930-0094 富山市安住町2-14
越中富山ふるさとチャレンジ事務局(北日本新聞社営業局内)
TEL:076-445-3336(平日9:00~17:00)
FAX:076-445-3338
越中富山ふるさとチャレンシ検定についてのコメント
越中富山ふるさとチャレンシ検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
越中富山ふるさとチャレンシ検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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