実用フランス語技能検定試験(仏検)について
この記事は、文字実が執筆しました。
実用フランス語技能検定とは文部科学省の認定を受けている公的資格試験である非常に信頼性が高く価値のある資格です。
フランス語は国際機関のなかでも英語に次ぐ公用語と言える程、重要な第二外国語になりつつあり、特にヨーロッパで活動しようとする場合には、フランス語が必要になる場面が多いです。
実用フランス語技能検定はフランス語を読み・書き・聞き・話すことをキーポイントに一般に広く奨励しようという趣旨のもとに生まれたものです。
実用フランス語技能検定試験(仏検)の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験出来ます。
レベル
検定基準は以下のようになっています。参考にしてください。
【5級】
初歩的なフランス語を理解し、読む・聞く・話すことが出来る。
【4級】
基礎的なフランス語を理解し、平易な運用が出来る。
【3級】
基本的なフランス語を理解し、簡単な運用が出来る。
【2級】
日常生活や仕事上で必要なフランス語の語学力がある。
【準1級】
日常生活や社会生活に必要なフランス語を理解し、口頭で表現出来る。
【1級】
広く社会生活に必要なフランス語を十分理解し、高度な運用が出来る。
試験内容
【5級】
筆記・聞き取り(約45分)
【4級】
筆記・聞き取り(約60分)
【3級】
筆記(60分)聞き取り(約15分)
【2級】
1次:筆記(90分)書き取り・聞き取り(約30分)
2次:フランス語による面接試験(約5分)
【準1級】
1次:筆記(100分)書き取り・聞き取り(約30分)
2次:フランス語による面接試験(約7分)
【1級】
1次:筆記(120分)書き取り・聞き取り(約40分)
2次:フランス語による面接試験(約9分)
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
5〜3級:6月と11月
2級:1次は6月と11月、2次は7月と1月
準1級:1次は6月、2次は7月
1級:1次は11月、2次は1月
※年によって異なりますので、ご自信でご確認ください。
受験料
5級:2,000円
4級:3,000円
3級:4,000円
2級:6,000円
準1級:8,000円
1級:10,000円
問合せ先
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-8-1
九段101ビル6F
03-3261-9969
財団法人フランス語教育振興協会
実用フランス語技能検定試験(仏検)についてのコメント
実用フランス語技能検定試験(仏検)について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
実用フランス語技能検定試験(仏検)に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
2件
HN(ハンドルネーム):ホーク | 2023-05-08 13:14:54
20年ほど前ですが、ふと思いついてフランス語検定の試験を受けたことがあります。理由は、その当時購読していたフランスのスポーツ雑誌を、もっと時間をかけずに読めたらと思ったからで、特に仕事のことは意識していませんでした。検定を受けようと思ってから3か月間、過去の問題集と、フランス語の新聞などを使って、冠詞や動詞の変化からはじめて、一通りの勉強をしました。大学時代に、第二外国語としてフランス語を履修していたので、いくらか記憶はありましたが、それでも動詞変化などは、最初からやり直す必要がありました。試験当日もフランス語の新聞を持ち込んで、拾い読みしていたのですが、何せ4級ということもあって、そこまで込み入った問題は出ませんでした。あとヒアリングがあまり自信がなく、これは落ちるかもと正直思っていたのですが、無事通ったようで、一月あまり経って合格通知が送られて来ました。その後派遣会社に登録したため、履歴書に仏検4級と書いて提出したのですが、その時は特に、この資格を持っていることのメリットは感じませんでした。ただしその後就職した時に、簡単なフランス語の翻訳をまかされたことがあります。その時は、やはりこの資格を持っていてよかったなと思ったものです。
HN(ハンドルネーム):リデア | 2023-05-08 13:15:07
数年前にフランス語検定に合格しました。以前から何度か受けていて3級までは取得していましたが、今回取得した級は準2級になります。フランス映画をきっかけにフランスに興味を持つようになり、フランス映画、フランス音楽、フランスへの旅行でフランスに触れるたびに、いつかは旅先などでフランス語が使えるようになりたい、と独学で勉強するようになりました。初めはNHKの語学講座や参考書を使った学習をしていましたが、自分がどれだけ上達しているのか、どのくらいフランス語を使えるようになったのか、少し確かめてみたくなりフランス語検定を受けるようになりました。
フランス語検定に向けての学習方法は基本的に参考書をとにかく何度も解く事でした。フランス語検定の参考書や問題集はあまり数が多くないので、練習問題が多い参考書を選び問題を解き続けました。それと同時に隙間時間に単語を覚えたり、参考書についていたCDを聞きリスニングの勉強もしました。
一次試験合格後には二次試験がありそこで会話のテストがあるため、スマホのアプリで見つけた語学交換をしている友人に会話を聞いてもらい、修正してもらったりといった予習も行いました。
日常的にフランス語の勉強を行なっていましたが、フランス語検定に向けての学習は試験前の二ヶ月ほど集中的に行いました。
まだ準2級しか取得していないため、仕事に役立ったり転職に有利になるなどはありません。