工業英語能力検定試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
工業英語能力検定試験とは国際化の進展につれ、必要不可欠となる技術英語を検定する試験であり公的な資格とされています。
通常の英語力だけでは、高度な技術的な話題についてのコミュニケーションを取ることができませんので、特別な技術英語が必要となります。
「テクニカル・イングリッシュ(技術英語)」は海外との技術交流や新製品の技術マニュアル作成に欠かせないものでその能力を検定するのが文部科学省認定の公的資格である工業英語能力検定です。
工業技術英語の正しい理解と活用が国際人としての活躍の場を格段に広げることができるので、これからのグローバル化社会においてもいっそう活躍することができるでしょう。
工業英語能力検定試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験出来ます 。
レベル
【4級】
工業高等専門学校・工業高校程度の工業英語の基礎知識を有する者。
【3級】
大学専門課程・工業高等専門学校上級学年・専修,専門,各種学校在学程度の工業英語の応用知識を有する者。
【2級】
実務経験者を標準とし、工業英語全般の知識を有する者。
【1級】
工業英語の専門家としての実務能力を有する者。
試験内容
マークシート形式、記述式、ヒアリングで実施されます。
試験科目
【4級】
全問マークシート方式(60分)
- 英文和訳(短文)
- 適語補充
- 単語問題
【3級】
約50%マークシート方式(70分)
- 英文和訳
- 和文英訳(短文)
- 適語補充
- 単語問題
【2級】
全問記述式(100分)
- 英文和訳
- 和文英訳
- 修辞
【1級】
1次:学科(120分)
- 、英文和訳
- 和文英訳
- 修辞
2次:面接
1次合格者のみリスニングテスト(2次が不合格の場合、次回に限り1次を免除されます)。
※2・1級は辞書または辞典を2冊まで持ち込み可です。
申込み期間
例年、試験日の約3ヶ月前より約1ヶ月前まで受付されています。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
【4〜2級】
5月の日曜日と11月の日曜日の年2回
【1級】
1次:11月の日曜日
2次:12月の日曜日
受験料
4級:2,000円
3級:4,600円
2級:6,400円
1級:15,000円(各税込み)
参照:社団法人日本工業英語協会
工業英語能力検定試験についてのコメント
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