翻訳技能認定試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
翻訳技能検定試験とは、外国語の翻訳能力を試す試験です。
最近は、パソコンを使った翻訳ソフトやインターネットを使って翻訳をすることができますが、やはりどうしても細かいニュアンスは異なり、完全に正確に意図などを把握することはできません。
また、翻訳会社などに依頼することによって、自分に語学力がなくても翻訳文を読むことは可能となっています。
しかし、グローバル化が進み世界中の情報が大量に飛び交っているこれからの時代は、個人の業務で発生する文書の翻訳は各自で対処する時代である。
各界、各層における国際交流が頻繁に行われているが、コミュニケーションの手段としての翻訳業務の量はますます増大し、翻訳者のさらなる質の向上も求められている。
翻訳技能認定の合格者にはトランスレーターの称号が付与され、翻訳の専門家として認められる。
翻訳技能認定試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験出来ます。
試験内容
記述式試験などによって実施されます。
対象となる言語は【英語】【中国語】でそれぞれ英→日、日→英、中→日、日→中の2言語間の翻訳力が審査される。
試験科目
〜共通知識試験〜
1、翻訳業務(文書の種類別特徴、表現の留意点)
2、構文、パラグラフ ほか。
〜部門別技能試験〜
出題範囲は以下のとおり。
英語:以下の4部門から選択する。
A部門(文化・芸術・スポーツ)
1、分野:アート関係、レジャー関係、文化関係
2、文書の種類:論文・文献・その他一般情報、論評・解説
B部門:法律・政治・経済
1、分野:政治関係、法律関係、経済関係、財政金融関係、社会関係
2、文書の種類:文献その他の学習情報、法令関係・行政手続き文書、契約関係文書、財務関係文書など。
C部門(工学・化学・科学)
1、分野:機械・運輸装置関係、電気・電子・情報処理関係、材料関係、応用科学関係、資源・エネルギー関係、建設関係
2、文書の種類:試験・調査報告書、仕様書、カタログなど。
D部門(医学、薬学、バイオ)
1、分野:医学・薬学・衛生工学関係、農林・水産・バイオテクノロジー関係
2、文書の種類:申請書類、契約書、取引通信文、特許文書など。
〜中国語〜
A部門(文化、芸術、スポーツ)のみ。
※成績によって、基礎級、4級、3級、2級、1級の5段階に判定される。
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
4月上旬〜5月下旬と8月上旬〜9月下旬。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
〜英語〜
6月下旬と10月下旬。
〜中国語〜
10月下旬
受験料
英語、中国語ともに各10,000円(税込み)
問合せ先
社団法人 日本翻訳協会
〒106-6004 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー4F
参照:(社)日本翻訳協会
翻訳技能認定試験についてのコメント
オンライン英会話特集!比較や口コミあり!
仕事と職業をジャンルや五十音で探す!
セキュリティについて
当サイトは全てのページがSSL通信に対応しており、お客様の個人情報は暗号化により保護されます。Let's Encrypt発行のSSL電子証明書を使用しています。