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ドイツ語技能検定試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

2006年、サッカーワールドカップの開催国となったドイツですが、国際交流においても今後ますますドイツ語の能力が重要視されることが予想されます。

ドイツ語技能検定は、相互理解に役立つドイツ語の能力向上をめざしている検定試験で民間資格とされています。

各級とも筆記試験と聞き取り試験からなり、1・2級の1次試験合格者には口頭試験があるので、チャレンジするならば、スピーキング能力も磨いておかなければなりません。

ドイツ語を通してドイツの政治・経済・文化など幅広い知識を得ることにもつながりますので、自分の世界観や物の見方を広げることができ、有意義な生活をすごすことができるでしょう。

特に、ヨーロッパで活躍したい方は、英語にプラスしてドイツ語の学習をされることをおすすめします。

ドイツ語技能検定試験の概要

受験資格

受験制限は特にありません。誰でも受験出来ます 。

レベル

検定基準は以下のようになっておりますので参考にしてください。

【4級】

ドイツ語の初歩的な文法規則を理解し日常生活に必要な基本単語が使える。(ドイツ語の授業を約60時間程の学習経験者)

【3級】

ドイツ語の初歩文法全般にわたる知識を前提に簡単な会話や文章が理解出来る。(ドイツ語の授業120時間程の学習経験者)

【2級】

標準的なドイツ語をある程度不自由なく使える。

【1級】

標準的なドイツ語を不自由なく使える。ある程度の専門性をもったテーマについて読み、口頭で意見を述べることが出来る。

試験内容

筆記試験とヒアリング試験で実施されます。

【4級と3級】

1、筆記
2、聞き取り(1部書き取り)

【2級と1級】

1次:1、筆記 2、聞き取り・書き取り

2次:口述

※聞き取り・書き取り試験にはドイツ語を母語とする人が吹き込んだテープを使用。
2次口述試験は1次試験合格者を対象にドイツ語を母語とする人及び日本人によって行われます。

申込み期間

例年、以下の期間に受付されています。

4・3級:4月上旬〜5月中旬と9月上旬〜10月上旬

2・1級:9月上旬〜10月上旬

試験日

例年、以下の期日に実施されています。

【4・3級】

年2回:6月の第4日曜日と11月下旬

【2級】

1次:11月下旬
2次:翌年1月下旬

【1級】

1次:11月下旬
2次:〜翌年1月下旬

受験料

4級:4,000円

3級:6,000円

2級:8,000円

1級:10,000円(各税込み)

参照:独検オンライン

ドイツ語技能検定試験についてのコメント

ドイツ語技能検定試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

ドイツ語技能検定試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

2件

HN(ハンドルネーム):真紗代 | 2023-05-08 13:51:18

ドイツ語検定3級を受験しようと思った理由は2つあります。一つは、大学時代にドイツ語を勉強したことがあったこと、そして二つ目は、ドイツ旅行をしてドイツ語をもっと喋れるようになりたいと心から思ったからです。
ドイツ旅行から帰国後、自分の中でドイツ語熱が高まり、夏のドイツ語検定を受けようと決心したのは4月でした。検定は6月末でしたので、実際に勉強したのは2カ月半でした。いくら大学で学んだことがあったとはいえ、20年のブランクでほとんど忘れてしまっていましたが、根気強くテキストと向き合ううちに思い出してきました。
勉強法は独学です。書店で買ってきた三修社の「独検 3級 合格講座」を一冊繰り返し勉強しました。リスニングについては、テキストについていたCDを繰り返し聞くこと以外に、NHKのラジオドイツ語講座のテキストとCDを購入し、車の運転中に常に流していました。
子育てをしながらの勉強は大変な面もありましたが、家では家事に追われてしまうため、図書館の学習室で平日ほぼ毎日2時間を目安に勉強していました。平日の午前中の図書館の学習室は年配の方も多く、違和感なく集中して学習できたのは良かったです。
テキストを3回こなし、間違えた問題や単語は単語帳などに書き写し、とにかく暗記することを心がけました。ドイツ語は熟語が多く、動詞と前置詞の組み合わせが多種多様でしたが、繰り返すうちに体になじむように覚えることができました。
受験の結果は、筆記問題はほぼ満点近くの点数をとれたのですが、リスニングに関しては3分の2くらいの正解率でした。(合格結果とともに正答率も送られてくるため)リスニングまで満点にするためには、私には2カ月半だけでは無理でした。会話する上でリスニングは大切なので、この点に関しては、ドイツ語会話教室に通うなどした方がよいかもしれません。または、NHKのドイツ語会話を1年以上みっちり聞くことがいいと思います。
ドイツ語検定3級は、あくまでも初級ドイツ語の習熟度確認であり、最初の一歩です。この資格を生かせることは多くありません。しかし、公文教室の一部ではドイツ語を教えているところがあります。公文式では、個々のプリント学習が主となるため、あくまでも採点作業という仕事ですが、近所の公文教室でアルバイトをするときに大変重宝されました。ドイツ語検定があるからと言って時給が上がるわけではありませんが、ドイツ語を全く知らない人に比べて、採点作業がスムーズに行えることは確かです。
ドイツ語検定は、自分のドイツ語のレベルアップを図るうえでモチベーションとなります。3級から2級へはかなり難易度が上がりますが、ドイツ語好きな人にはチャレンジしがいのある検定だと言えるでしょう。ドイツ語検定3級はドイツ語好きの最初の一歩です。

HN(ハンドルネーム):dery | 2023-05-08 13:51:31

私が独検3級を受験しようと思ったのは、オーストリア旅行をきっかけにドイツ語に興味をもち勉強するようになり、力試しをしたかったからです。単なる趣味であるため、仕事における必要性も今後役立てたいという意思もありませんでした。
私がゼロからドイツ語を勉強して独検3級に合格するまで、約3年かかりました。ほぼ独学で勉強していたので、合格までにかかった費用は15000円もかかっていないかと思います。ではどんな勉強したのかをご紹介します。
まず、私はあくまで旅行用に趣味で勉強していただけであり、文法よりも会話重視の勉強法をとりました。一番初めに買ったテキストは、『はじめてのドイツ語』という書籍で、ネイティブのドイツ語会話をCDで繰り返し聞き、それを真似して発音するという勉強をしていました。会話に付随する形で文法も覚えました。この一冊を一通り読み終えると、「Inter Pals」などの外国人が集まる無料SNSサイトに登録し、ドイツ人の友達を作りメールで会話をしていました。ドイツ人は律儀で几帳面な方が多く、私に丁寧なドイツ語で会話してくれたし、私のドイツ語の誤りを指摘して親切に教えてくれました。教えて頂いたことをノートに書き溜め、次から教わったことを生かすように意識して会話をしていました。さらに、外国語教師募集の無料掲示板「Find Teacher」でドイツ人を探し、休日にカフェなどで会ってドイツ語を教わりました。1時間1500円で、予約すれば好きな日時に、好きな時間だけ教えてもらうことができました。独学の成果があったのか、そのドイツ人から会話力や発音をよく誉められました。会話重視で3年弱ほどドイツ語を勉強していると、自分のドイツ語力を試したくなり、独検3級を受験することを意識し始めました。そこで、独検3級用の薄目のテキストを1冊だけ購入して、2周ほど読みました。
以上のような勉強をして、独検3級試験に臨みました。筆記は難なく解けましたが、無対策だったヒアリングで苦戦しました。予想以上に話すスピードが早く、キーワードを拾うのがやっとでした。それでも何とか1発合格することができました。
独検3級は履歴書の趣味欄に書く程度の資格であり、現在の仕事や転職活動で役立つとは思えません。ドイツ語のニーズは少なく、独検1級に合格してもその状況は恐らく変わらないでしょう。英語に非常に近くとっつき易いため、あくまで趣味として勉強するにはお勧めです。

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