工事担任者試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
工事担任者試験とは、通信回線に接続する端末設備の接続及び配線工事を行い監督する専門家になるための試験で電気通信事業法に基づいて実施されている国家資格です。
科学技術の発達した現代においては、さまざまな設備も発達しており、専門の技術者が必要となってきております。
工事担任者の資格は、端末設備などを電気設備に接続する際に必要になってくる資格です。
ITの急激な発達と、これからもますます発達するであろうことが予想される現代において、ネットワークと情報通信端末が融合してきます。
そんな時代だからこそ、工事担任者の資格はますます需要が増えてくることが予想されます。
工事担任者の資格は、ITの発達に伴い高度な技術が要求される資格になっていくでしょう。
工事担任者試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
電気工学の基礎や電気通信の基礎が出題されます。
申込み期間
例年、2月上旬からと、8月上旬からに受付が始まります。
試験日
例年、5月下旬と11月下旬の年2回実施されます。
受験料
8,700円
※コンビニ払い込みによる場合は、払い込み手数料126円がかかりますので、合計金額が8,826円になります。
その他
【工事担任者の試験場所】
支部名 | 試験地 |
---|---|
センター |
東京、小山、甲府、埼玉、町田 |
北海道 |
札幌、旭川 |
東北 | 仙台、秋田、盛岡、郡山 |
信越 | 長野、新潟 |
北陸 | 金沢、富山 |
東海 | 名古屋、静岡、津 |
近畿 | 大阪、神戸、京都 |
中国 | 広島、米子、岡山、周南 |
四国 | 松山、高松、徳島 |
九州 | 熊本、福岡、宮崎、大村、鹿児島 |
沖縄 | 那覇 |
工事担任者試験についてのコメント
工事担任者試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
工事担任者試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
2件
HN(ハンドルネーム):SARI | 2023-05-09 03:19:59
私は、工事担任者デジタル第三種の資格試験を受験しました。高校生の頃にこの資格を取得したのですが、当時は将来的に電気系の職種に就きたいと考えていたためデジタル第三種を受験しました。試験に合格するまでに勉強した時間は、50時間弱でした。デジタル第三種の試験では、実技による試験は無く学科限定の内容でした。学校を通して参考書を購入して更に書店でも過去問題集を購入し勉強を進めました。主に過去問題集を主体に勉強を行っていきました。特にスクールや講座に通う事はせず参考書を元に独学で勉強しました。分からない部分については、在学していた高校の先生に教えてもらったりしました。デジタル第三種を取得した事で、就職時には資格の保有数も評価してもらえたため有利になりました。実際、就職してからは資格を使った業務には就いていませんが、持っていても損は無いと思いました。電気系の知識を持っていると比較的、勉強もスムーズに進んでいくと感じました。過去に出題された問題をしっかり勉強しておく事が合格への一歩となります。過去問題に類似した問題も多く出題される事があるため、過去問題集を入念に勉強しておくとより合格率が上がると思います。
HN(ハンドルネーム):カーサ | 2023-05-09 03:20:11
私は、工事担任者デジタル第三種の試験に合格しました。工事担任者デジタル第三種は、主にネットワーク回線の工事が可能となる資格となります。試験の内容としては、実技試験は無く学科試験だけの内容でした。工事担任者デジタル三種を受けた理由ですが、当時は仕事上資格が必要という訳ではありませんでした。しかし、将来を見据えて様々な資格を取得ておくと業務の幅が広がったり、新しい仕事にもチャレンジ出来ると考えて受験しました。合格までの勉強時間は、30時間から40時間程度必要でした。費用としては、参考書2冊と試験費用で1万円程度でした。勉強方法は、参考書を用いた完全な独学で行いました。通信講座などもありそうでしたが、購入した参考書を元に勉強を進めました。購入した参考書は、過去の出題事例や類似問題が載っている参考書と電気系の基礎知識を勉強出来る参考書を購入しました。過去の出題事例を何度も見直して類似問題にも応用出来るようにしました。基礎的な知識については、高校時代の電気系の教科書も参考にしながら勉強を行いました。工事担任者デジタル第三種は、合格率が40パーセント程度の難しい資格でしたが無事に合格する事が出来て良かったです。