イタリアソムリエ協会認定ソムリエの解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

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イタリアソムリエ協会認定ソムリエについて

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

イタリアソムリエ協会認定ソムリエとは、イタリア政府が発行する国家資格です。

この「国家資格」の威力は大きく、例えばイタリアからアメリカへの移民のグリーンカードを申請した場合にも、一つの資格として認められるといわれております。

このイタリアソムリエ協会認定ソムリエは、イタリア国内で開催される「養成コース」を受講し、その後の試験に受かる事により正式な「ソムリエ」としての認定を受けることができます。

このソムリエの中には「ソムリエ」と「プロソムリエ」があり、養成コースと試験は同じですが、この「ソムリエ」として食の分野の中で働いている人(例えばレストランのソムリエ、エノテカ勤務、ワイン輸入業者等)が協会本部に申請をする事によって「プロソムリエ」としての認定を受けることができます。

通常アマチュアソムリエは銀色のバッチ、プロソムリエは金色のバッチを持つことになります。

資格を取得した後は、殆どの方が日本に帰国し、引き続き「食」の仕事に携わる方も勿論、今までは全く関係のない仕事に携わっていた方も、この資格を機に新しい仕事を起こしたり、就職したりしているようです。

イタリアソムリエ協会認定ソムリエの概要

受験資格

年齢や学歴などの受験制限は特にないようです。

誰でも、一定の要件を充たせば受験することができます。

試験内容

イタリアソムリエ協会の運営するコースを受講し試験を受けなければなりません。

ただ、このコースというのが非常に良く出来ていて、全くワインの分野に初心者の方でも、このコースを受ける事によって最後にはいっぱしにワインを理解することが出来るようになります。

日本のソムリエの場合はこのコースを受講する代わりにサービス業界での経験が5年以上ある者のみが受験が出来るという制度になっており、日本に比べて非常に公開された制度になっています。

イタリア人の受講するコースは、通常夜20時半から22時半まで週に2回の授業を行い、各レベル13−15レッスンを取る事によってコースを終了します。

日本人がこのコースに参加したいということになると今まではまずは「イタリア語」から勉強をして、なおかつコースを受けるために最低でも1年半、最高で3年間イタリアでの滞在が必要となり、参加をする条件が非常に厳しかったのですが、2004年に現在イタリアソムリエ協会とともにコラボレーションをしている「Accademia dei vini」が設立された事により、日本人の方でも参加しやすい環境が整いました。

試験は通常イタリア語で開催するものをそのまますべて日本語に訳して実施されます。

筆記試験、実技試験、口頭試問、テイスティング、食べ物の食べ合わせ等全ての試験が行われます。

上記で紹介しているAccademia dei vini のコースでなくても、イタリア語に自身のある方であれば、直接協会のソムリエ養成コースに参加して頂く事も可能です。

この養成コースはイタリア全土'開催しておりますので、自分の希望滞在地そして、開催期間と合わせて選ぶことが出来ます。

参照:イタリアソムリエ協会

イタリアソムリエ協会認定ソムリエについてのコメント

イタリアソムリエ協会認定ソムリエについて詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

イタリアソムリエ協会認定ソムリエに興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

3件

HN(ハンドルネーム):みゆ | 2023-05-08 23:45:02

合格率を教えてください

HN(ハンドルネーム):イタリアっ子 | 2023-05-08 23:45:33

数年前に受けましたが、確かに簡単ではなかったです。
でも、ほぼ初心者の同期の人がいましたけれど、その人も一発合格していました。
イタリアでうけるとワイナリーに行けたりするのが何よりもいいです。
それに、イタリアだと嫌でも勉強する環境なので、集中できて自分は良かったです!

HN(ハンドルネーム):peroni | 2023-05-08 23:46:58

ある程度の知識があることが前提で、イタリア人講師によるイタリア語の講義(通訳あり)のスピードは2倍速位の速さで進みます。
筆記試験で7割以上取れることが最低条件のようです。
試験問題は初心者、初級レベルではまず歯が立たないレベルです。
教材は数冊ありどれもかなり分厚く、かなりの知識と理解力が求められます。
イタリア全土、イタリア各州料理、イタリア各州ワイン、その他の国のワイン、ワイン以外のお酒、イタリアの栽培法、醸造法に加え、テイスティング技法、テイスティング能力が求められます。
そもそもの日本における受講生が少ないので、その時の受講生の質によって、合格率は大幅に変わってくるようです。

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