樹木や森林に興味を持ってもらうきっかけになる

子ども樹木博士について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

子ども樹木博士は、子どもを中心とした人々が、樹木の名前を識別できるようになり、それをきっかけとして、森林に親しんでもらうことを目的として実施されている検定試験です。

一般社団法人全国森林レクリエーション教会が実施している検定制度で、一応は民間資格の1つに位置付けられますが、少し特殊なプログラムです。

子ども樹木博士はボランティア活動の一環として実施されているプログラムです。

こども樹木博士が面白いのは、他の資格や検定と違って、試験を実施している団体が1つではなく、それぞれが各自で自由に実施できる事です。

こども樹木博士は、各地の主催者が自主的にプログラムを企画して、それをPRし、準備から試験の実施まで全てを行ないます。

プログラムを実施するためのコストは全て主催者が負担することになります。

ボランティア活動の一環として行ってもいいですし、受験生に一定の受験料を払ってもらって、実施することもできます。

森林インストラクターという森林に関する幅広い知識をもったプロにお願いして、サポートを受けながら実施することもできます。

合格者には、認定書が提供されますが、その認定書も主催者が独自に作成することができます。

もちろん、子ども樹木博士の運営元が発行する認定書を利用することもできます。

運営母体の一般社団法人全国森林レクリエーション協会や各地の主催者同士のネットワークが充実しているので、情報交換してお互いにサポートし合いながら進めることができます。

子どもに樹木や森林について興味を持ってもらうきっかけとして、子ども樹木博士のプログラムを活用してみると面白いでしょう。

子ども樹木博士の概要

受験資格

受験資格は特にありません。誰でも受験することができます。

レベル

以下のレベルがあり、それぞれ識別可能な樹木の数が定められています。

4段
40種類以上
3段
30〜39種類
2段
20〜29種類
初段
11〜19種類
1級
10種類
2級
9種類
3級
8種類
4級
7種類
5級
6種類
6級
5種類
7級
4種類
8級
3種類
9級
2種類
10級
1種類

試験内容

最初に、森や公園緑地などを散策しながら、インストラターが樹木の解説をします。

散策の後に、模擬テストとして、樹木の葉や枝の標本を見て、最終のおさらいをします。

樹木の葉や枝の標本を見て名前を識別する試験が実施されます。

試験科目

常緑樹であるアカマツ、クスノキ、落葉樹であるイチョウ、クヌギなどの代表的な樹木50種類くらいから出題されます。

合格基準

各主催者が自主的に定めることができます。

各主催者が厳格に試験を実施し、試験の結果が公平に評価できるようにする必要があります。

申込み期間

全国で随時申し込みの受付が行われています。

試験日

全国各地の主催者が随時実施しています。

試験地

全国各地で実施されています。

合格発表日

各主催者が自主的に決めることができます。

受験料

無料でも有料でも、主催が自由に決めることができます。

問合せ先

一般社団法人 全国森林レクリエーション協会
〒112-0004
東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6階
TEL:03-5840-7471
FAX 03-5840-7472
E-Mail:info(at)shinrinreku.jp
※(at)を@に置き換えてください。

参照:一般社団法人 全国森林レクリエーション協会

子ども樹木博士についてのコメント

子ども樹木博士について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

子ども樹木博士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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