中小企業診断士試験の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

中小企業診断士試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

中小企業診断士はコンサルタントとしての唯一の国家資格です。

コンサルタント業務をするのに別に資格は要りませんが、やはり資格を持っているのと持っていないのとでは全く信用が違います。

国内でコンサルタント業務をするには中小企業診断士を取得しておく方がやりやすいかとは思います。

中小企業診断士を取得すればコンサルタント能力があることを国が認めてくれたことになりますので、高度の信頼を得ることができます。

中小企業診断士を取得した後は、企業内診断士として働くのであれば、昇給、昇進に大きく役立ちますし、また、独立して開業することも可能な資格です。

起業の手助けや経営改善などを行うプロとして社会から期待されていますので、仕事のやりがいもあります。

司法書士行政書士などと一緒に取得して業務を拡大している方もたくさんいます。

就職するにしても、独立開業をするにしても非常に役に立つ資格ですので、他の資格と併せて取ることも考えておいてよいと思います。

MBAとの違いがわからないという人が時々いますが、学ぶ内容はほぼ同じです。MBAが大企業の経営を対象にしているのに対して、中小企業診断士は比較的小規模の中小企業を対象にしているのが違いとなりますが、基本的なことはほとんど同じです。

資格を取得しないとしても、中小企業診断士で学習する内容は、すぐに実際の社会で生かすことができますので、社会人の方が自分の能力を高めるために勉強するというのもいいと思います。

受験資格に制限はありませんので、MBAに興味がある人やビジネスに関わる全ての人におすすめの資格です。

中小企業診断士試験の概要

受験資格

受験資格は特にありません。誰でも受験する事ができます。

試験内容

【1次試験】

マークシート方式で実施されています。

【2次試験】

筆記試験と口述試験で実施されています。

合格基準

【1次試験】

受験者数:約12500人
合格者数:約2000人
合格率:約16%

合格基準:1000満点のうち6割以上。ただし、1科目でも4割未満であればその時点で不合格。

【2次試験】

合格基準:400点満点中6割以上。ただし、1科目でも4割未満の得点があればその時点で不合格。

申込み期間

例年5月下旬〜6月下旬くらいに受付されています。

  

試験日

【1次試験】

7月上旬〜8月初旬の土・日曜日に実施されます。

【2次試験】

筆記試験:10月下旬

口述試験:12月上旬

合格発表日

【1次試験】

9月上旬くらい。

【2次試験】

筆記試験:11月下旬〜12月上旬くらい。

口述試験:12月中旬くらい。

受験料

【1次試験】

14400円

【2次試験】

17900円

問合せ先

一般社団法人 中小企業診断協会
東京都中央区銀座1-14-11銀松ビル
TEL:03-3563-0851
FAX:03-3567-5927

その他

〜中小企業診断士試験概要〜

時間 科目 時間 配点
1日目 午前 経済学・経済政策 60分 100点
財務・会計 60分 100点
1日目 午後 企業経営理論 120分 200点
運営管理 60分 100点
2日目 午前 経営法務 60分 100点
新規事業開発 60分 100点
2日目 午後 経営情報システム 60分 100点
中小企業経営・中小企業政策・助言理論 120分 200点

〜実務補習〜

第2次試験の合格者は、合格後3年以内に実務補習を15日以上受けるか、実務に15日以上従事することによって中小企業診断士として登録申請することができます。

参照:一般社団法人 中小企業診断協会

中小企業診断士試験についてのコメント

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中小企業診断士試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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