パン製造技能士の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

パン製造技能士について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

パン製造技能士試験とは、パンの製造に関する最低限の能力を有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。

ホテルや町のパン屋さんにはいろいろな種類のパンが並べられており、パン職人にも熟練スキルが求められる時代になっています。

このパン製造技能検定では、パンの材料選定、生地の調整・発酵・成形・仕上げ・保存・製品検査の知識・技能に加え、食品一般や法律の知識も問われるので、自分の能力を証明することができます。

特級は管理・監督者対象の検定となっています。

パン製造技能士の概要

受験資格

受検職種の実務経験が必要だが、学歴や職業訓練等で期間が異なる。

〜2級〜

1、実務経験のみの場合2年以上
2、職種と同じ学科を卒業の場合、専門高校・短大 ・高専・高校専攻科卒業者は0年、厚生労働大臣指定の専修学校・各種学校卒業者で800H以上修了者は0年ほか

〜1級〜

2級合格者の場合:
1、実務経験のみの場合2年以上
2、職業訓練修了者の場合は2年以上ほか

1級直接受検者の場合:
1、実務経験のみの場合7年以上
2、職種と同じ学科を卒業の場合、高卒者6年以上、大卒者4年以上、短大・高専・高校専攻科卒業者5年以上、厚生労働大臣指定の専修学校・各種学校卒業者で800H以上修了者は6年以上、同3,200H以上修了者は4年以上ほか

〜特級〜

1級合格後の実務経験年数5年以上

試験内容

〜2級〜

学科:
1、食品一般
2、パン一般
3、パン製造法
4、材料ほか

〜実技〜
1、材料の選定
2、生地の調整
3、生地の発酵
4、成形加工ほか

〜1級〜

学科、実技:2級に同じ

〜特級〜

学科:
1、工程管理
2、品質管理
3、作業指導
4、設備管理ほか

実技:
1、作業管理
2、原価管理
3、安全衛生管理
4、設備管理ほか

※実技試験は原則として、試験日に先立ってその課題が公表される。

申込み期間

例年、以下の期間に受付されています。

9月下旬〜10月上旬

試験日

例年、以下の期日に実施されています。

〜2・1級〜

実技:
11月下旬〜2月下旬の各都道府県職業能力開発協会が指定する日

〜2・1級〜

学科:
2月(全国同一日実施)

〜特級〜

実技・学科:2月(全国同一日実施)

受験料

学科:3,100円

実技:15,700円(各税込)

※いずれも国が定めた参考標準額で各都道府県により異なる。

参照:中央職業能力開発協会

パン製造技能士についてのコメント

パン製造技能士について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

パン製造技能士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

1件

HN(ハンドルネーム):2017年1級合格者 | 2023-05-09 04:00:03

昨年受かりました
学科は50問中33問で合格、7年分の過去問集が販売されてるのでそれで2週間ほど勉強すればOk(過去問集の中から8割ほど同じ問題が出題されます)

実技は5時間30分以内に山形食パン4本を製造し提出すること。
5時間半を超えると10分ごとに減点され6時間超えたら失格になります。
仕込み~成形~焼成一通り出来ればまず落ちることは無いでしょう
注意点は、手洗い、入退室の度に手洗いはすること、しないと減点
計量、砂糖は±2グラム以内、塩・脱脂分乳・ショートニングは±1グラム以内、これを超えると減点
粉の選定、強力粉と中力粉の中から強力粉を選ぶけどこんなの間違えるなよ
分割、生地が余り過ぎると減点確か50グラム以上余ったら減点される
焼成、焼きが濃いのと甘いのでそれぞれ減点されるが焼きが甘い方がより多く減点されるので焼きはしっかりと

以上

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