高齢化社会においては健康第一の標語がより重い意味を持ちます。

ヘルスケアプランナー検定について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

ヘルスケアプランナー検定は、健康に関する体系的な知識を学ぶことができる検定試験で民間資格の1つです。

現在すでに日本は65歳以上の高齢者が3461万人おり、総人口に占める割合が27.3%を超えています。これから世界でも前例の無い超高齢化社会に入っていきます。(平成28年時点の内閣府発表のデータ)

そして、高齢者の割合は今後もまだまだ増加し、人口減少と相まって総人口に占める高齢者の割合が極めて高くなっていきます。

高齢化社会というのは悪い面ばかりが強調されがちですが、これは裏を返せば、国民の平均寿命が伸びているという良い意味も持っています。

厚生労働省が発表しているデータによると、2015年時点での日本人の平均寿命は男性が80.75歳、女性が86.99歳となっており、世界的にもトップクラスのレベルとなっています。ちなみに主要7カ国(G7)では首位です。

過去のデータを元にしたグラフを見ても、平均寿命は右肩上がりで伸びていく傾向にあることは明らかです。

平均寿命が伸びることは良いことなのですが、同時に健康な体を維持することができないと生活の質を維持することができません。

病気や怪我などで健康を害してしまうと、いくら平均寿命が伸びても生活の質(QOL:quolity of life)が低くなり生きていることに幸福感を感じることができなくなる恐れがあります。

自分や家族の健康を維持・管理するためには、健康に関する正しくて体系的な知識が必要であり、ヘルスケアプランナー検定はそれらを学ぶことができます。

ヘルスプランナー検定は、ホームヘルスケアプランナー、ヘルスケアプランナー、上級ヘルスケアプランナーの3つのレベルで実施されているためにどなたでも受験しやすい検定試験となっています。

自分や家族の健康のために学ぶという、いわば生涯教育として学ぶことができるだけでなく、医療や介護・福祉の仕事に携わる専門的な人にとっても役立つ検定試験です。

健康は事前の予防が何よりも大切です。病気になってからではなく健康な今だからこそ学ぶ価値があります。

健康、介護、福祉に興味のある全ての人におすすめの検定試験です。

ヘルスケアプランナー検定の概要

受験資格

それぞれ以下のような受験制限があります。

ホームヘルスケアプランナー
受験制限はありません。誰でも受験することができます。
ヘルスケアプランナー
受験制限はありません。誰でも受験することができます。
上級ヘルスケアプランナー
ヘルスケアプランナーの資格を有している人。

レベル

各レベルの内容と主な対象者は以下の通りです。

ホームヘルスケアプランナー
健康診断の検査値の意味が分かるなど、自分や家族の健康管理のための知識を学ぶ。高校生、大学生、専門学校生、介護福祉士、医療事務、主婦、会社員、個人事業者などが主な対象です。
ヘルスケアプランナー
栄養、薬、病気などの知識。介護や福祉に関する知識などを学ぶ。ケアマネージャー看護師福祉住環境コーディネーター保育士臨床検査技師管理栄養士医薬情報担当者(MR)、教員、地方公務員、健康関連の会社の従業員などが主な対象です。
上級ヘルスケアプランナー
自分が学んだ知識を相手にうまく伝えたり、紛争解決手法の1つであるメディエーションの知識を学ぶ。コミュニケーションスキルの向上を目指す。地域や企業での健康推進活動のリーダー的役割を果たしている人、介護や福祉の仕事をされている人、・医療従事者全般が主な対象です。

試験内容

それぞれ以下のような試験内容になっています。

ホームヘルスケアプランナー
オンラインで受験できるe-検定は50問出題の100点満点。在宅通信検定は100問出題の100点満点。それぞれ多肢選択式の問題が出題されます。
ヘルスケアプランナー
オンラインで受験できるe-検定は50問出題の100点満点(90分)。在宅通信検定は100問出題の100点満点。それぞれ多肢選択式の問題が出題されます。
上級ヘルスケアプランナー
講義の受講(メディエーション)(60分)、プレゼプレゼンテーション(質疑込み30分)、メディエーションについての筆記試験(50問)で実施されています。

試験科目

各レベル以下の範囲から出題されます。

ホームヘルスケアプランナー
ヘルスケアプランナー教本の上巻。健康の概念、人体の仕組み、病気の知識、検査と検査値、薬、福祉の6分野。
ヘルスケアプランナー
ヘルスケアプランナー教本の中巻と下巻。栄養マネジメント(栄養管理)、病気の知識、薬の開発と臨床試験、介護保険の4分野。
上級ヘルスケアプランナー
医療、健康、福祉、介護に関する全般から出題されます。

合格基準

各レベルの合格基準は以下の通りです。

ホームヘルスケアプランナー
e-検定(オンライン受験):70点以上、在宅通信検定:80点以上
ヘルスケアプランナー
e-検定(オンライン受験):70点以上、在宅通信検定:80点以上
上級ヘルスケアプランナー
プレゼンテーション:60点以上/100点満点、質疑応答:30点以上/50点満点、筆記試験:30点以上/50点満点

申込み期間

各レベルそれぞれ以下の期間に受付されています。

ホームヘルスケアプランナー
インターネット検定(e-検定)は、3月、7月、11月の年3回の検定期間中はいつでも申し込めます。在宅通信検定は各試験日の約1か月前くらいまで受付されています。
ヘルスケアプランナー
インターネット検定(e-検定)は、3月、7月、11月の年3回の検定期間中はいつでも申し込めます。在宅通信検定は各試験日の約1か月前くらいまで受付されています。
上級ヘルスケアプランナー
例年10月頃に受付されています。

試験日

試験日は各レベルそれぞれ以下の通りです。

ホームヘルスケアプランナー
3月、7月、11月の年3回。
ヘルスケアプランナー
3月、7月、11月の年3回。
上級ヘルスケアプランナー
例年12月上旬ごろに年1回実施されています。

試験地

ホームヘルスケアプランナーとヘルスケアプランナーは自宅で受験することができます。

上級ヘルスケアプランナーは東京都内のみで実施されています。

合格発表日

e-検定(オンライン受験)での受験は、即日インターネット上で合否が確認できます。それ以外は後日郵送にて発表があります。

受験料

各レベルそれぞれ以下の受験料が必要です。価格は全て税込です。

ホームヘルスケアプランナー
e-検定(オンライン受験):5,400円、在宅通信検定:10,800円
ヘルスケアプランナー
e-検定(オンライン受験):10,800円、在宅通信検定:16,200円
上級ヘルスケアプランナー
54,000円(検定費用+講義受講料+参考図書代を含む)

問合せ先

〒 162-0826
東京都新宿区市谷船河原町9-1 NBCアネックス市谷ビル7F
一般社団法人 ヘルスケアプランナー検定協会
TEL:03-6280-7745
FAX:03-3513-0760

参照:一般社団法人ヘルスケアプランナー検定協会

ヘルスケアプランナー検定についてのコメント

ヘルスケアプランナー検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

ヘルスケアプランナー検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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