ボールペンなどを使った手書きは今でも大事

硬筆書写検定について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

次回の試験日は《2023年11月12日》です。残り-159日です。

硬筆書写検定試験とは、硬筆(ボールペン等)を使用しての書写のスキルをどの程度有するかを試す資格試験で、公的資格の1つとされています。

硬筆書写検定試験では、美しい文字を書くだけでなく、誤字訂正、筆順、部首の名称、旧字体と新字体など漢字についての知識も試されます。

この硬筆書写検定を取得すると公的資格として履歴書などに書くこともでき、就職にも有利ですし、転職の際にも評価されます。

特にOL、事務職、秘書などの職種への就職・転職活動の際にはとても効果的な検定試験です。

学校や企業、塾など団体での受験の場合、20名以上なら単独で試験会場を設置できます。

今は昔と違って文書の作成などではパソコンを使いプリンタで印刷するので、手で文字を書くという機会は格段に減っていますが、それでも祝儀袋の表書きや年賀状の宛名書きなど手書き作業が必要になることは意外と多いものです。

ビジネスマン・ビジネスウーマンとしての最低限のマナーとして習得しておくと役立つスキルですし、より上級の検定に合格していれば、大いに評価されるでしょう。

似ている検定試験として、毛筆書写検定があります。

硬筆書写検定の概要

受験資格

受験資格は特にありません。

誰でも受験することができます。

レベル

各級と難易度は以下の通りです。

5級
硬筆書写の初歩的な技術及び知識をもって書くことができる。
4級
硬筆書写の基本的技術及び知識をもって書くことができる。
3級
硬筆書写一般の基礎的技術及び知識をもって書くことができる。
2級
硬筆書写の専門的技術及び知識をもって書くことができる。
準1級
硬筆書写のより専門的な技術及び知識をもって書くことができる。
1級
硬筆書写の高度な専門技術及び知識をもって書くことができる。

試験内容

理論や知識を問う問題と実技で実施されています。

時間は各級によって異なっており、60分か90分となっています。

試験科目

〜4級〜

実技:速書き、漢字仮名交じり文、縦書き、横書き、掲示文

理論:筆順、漢字書き取り

〜3級〜

実技:速書き、漢字(楷書、行書)、縦書き、横書き、手紙の宛名、掲示文

理論:漢字の部分の名称、筆順(楷書)、草書を読む、誤字訂正

〜2級〜

実技:速書き、漢字(楷書、行書)、縦書き、横書き、手紙の本文、掲示文

理論:筆順(楷書、行書)、旧字体と書写体を常用漢字の字体で書く、草書を熟語で読む、文字の歴史、漢字の部分の名称、誤字訂正

〜1級〜

実技:速書き、漢字(楷書、行書、草書)、縦書き、横書き、自由作品、掲示文

理論:常用漢字の字体を旧字体と書写体で書く、草書と古書を読む、漢字の添削、書道史、誤字訂正

申込み期間

例年、以下の期間に受付されています。

第1回:4月上旬〜6月上旬

第2回:9月上旬〜10月下旬

第3回:12月上旬〜1月中旬

試験日

例年、以下の期日くらいに実施されています。

第1回:6月の第3日曜日

第2回:11月の第2日曜日

第3回:1月の第4日曜日

試験地

全国の会場で実施されています。

受験料

各級それぞれ以下の受験料が必要です。

5級
1,100円
4級
1,400円
3級
2,100円
2級
3,100円
準1級
4,500円
1級
5,500円

問合せ先

一般財団法人 日本書写技能検定協会
〒170-0005
東京都豊島区南大塚3-41-3
TEL:03-3988-3581
FAX:03-3988-3528

参照:財団法人日本書写技能検定協会

硬筆書写検定おすすめのスクール

硬筆書写検定に合格するためのおすすめの資格スクールを紹介しています。

【PR】

硬筆書写検定についてのコメント

硬筆書写検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

硬筆書写検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

0件

人手不足のWEB業界に経験無しからチャレンジ

WEB業界へ転職して年収を上げる

自分の将来が不安で迷っている人。

何か資格を取ろうと思っているけど、どれを取ればいいのか分からない人。

人手不足でまだまだ需要のあるWEB業界に経験無しでもチャレンジできます。

ページの上に戻る