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[司法試験]

司法試験とは?

司法試験はみなさんも名前くらいは聞いたことがあると思いますが、最難関の国家試験の一つです。法律系の資格試 験の中では間違いなく最高ランクの試験です。
司法試験に合格し、その後司法修習を経ると(現在は1年半くらい)、裁判官・検察官・弁護士という法曹三者になることができます。もっとも、この三者にな らずに、政治家になる人やNGOで活躍している人たちもいますので、活躍の場は無限大です。
さらに、弁護士になると当然に弁理士、税理士の業務を行うことができます(弁護士法3条2項)。また、最近の判例で、司法書士の独占業務とされていた、登記もできることに なりました。さらに、行政書士の業務などもできるようです。
まさしく、法律に関してはオールマイティの資格といえます。
さらに、収入に関してもかなりの高収入を得ることができます。友人に聞いた話によると、大手の弁護士事務所であれば初任給が2000万円というところもあるようです。
ただ、これだけのものが得られる代わりに難易度はトリプルAランクです。
もし、目指そうとするのであれば、それなりの覚悟が必要です。しかし、この試験に関してはそれだけの覚悟をして挑戦してみる価値はあると思います。

試験概要

司法試験は1次試験と2次試験があります。
1次試験は毎年1月くらいに実施され、一般教養のテストとなります。
受験資格に制限はないので、この1次試験に通過すれば誰でも2次試験を受けることができます。
なお、1次試験は大学で一般教養の単位をとれば、免除されるのでほとんどの人が2回生くらいに単位を取得して、それから2次試験に専念します。
1次試験を受ける人は少ないんですね。かなり難しいようです。
さて、2次試験ですが、ここからが司法試験の本番です。
まず、5月の母の日に択一試験があります。これは科目は憲法、民法、刑法の3科目で60問を3時間30分で解きます。
そして、合格点は毎年バラつきがあるのですが、だいたい8割とれば合格は安全といえるようです。7割だと落ちる年もあるようです。
この択一試験が非常に激戦ですから、ここでつまづく人も相当数いるようです。
次に、7月の中旬に司法試験の天王山である論文試験が行われます。これは科目が憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、の6科目です。
そして、1科目につき2問を2時間で論文を書くことになります。
さらに、これに合格すると、最後に10月下旬に口述試験があります。
これは、試験委員の先生方と実際に口述形式で質問に答えるという試験です。最後の口述試験でも毎年1割くらいは不合格となるので、最後まで油断はできません。
これらの全てに合格すれば11月のはじめに最終合格となります。それから、司法修習に行く人は、翌年の4月から1年半の修習に行き、最後にもう一度試験を受けて合格すれば、晴れて裁判官、検察官、弁護士になることができます。
非常に険しい道のりですが、ほんとうにそれだけのものをかけてやる価値のある試験だと思います。
何年か苦しむ覚悟のある人は挑戦してみましょう。
ただ、法科大学院の設立で、現行司法試験の合格者は減少傾向にあります。そして、2010年に廃止され、2011年から予備試験というものに形を変えます。
これから、目指すのであれば法科大学院に入学した方がいいかもしれません。
ただこれも、授業料が年間で私大だと年間で200万円くらいかかるところもあるので、そのあたりのことも考えましょう。
法科大学院から新司法試験を受ける方法は「法科大学院」で詳しく説明していますので、参考にしてください。

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