社会保険労務士試験について
社会保険労務士は、労働・社会保険に関する法令に関する法律を専門的に扱う国家資格です。
業務のメインは中小企業等のために、労働・社会保険法令に基づく申請や届出の書類を作成したり、行政機関への提出を代行することです。
また、これらの書類の作成についてプロの立場としてアドバイスすることも重要な業務の一つです。
また、企業の人事や労務に関するコンサルタントとしての活躍がこれから期待されると思います。
行政書士などの資格と併せて取得すると、より効果的だと思います。
●社会保険労務士の資格(登録)がないとできない業務(独占業務)
1号業務
行政機関へ提出する申請書類の作成、行政機関に提出する代行、事務代理
2号業務
事業所に備付けが義務づけられている帳簿書類(労働者名簿、賃金台帳、出勤簿)などの作成
以上のような業務の他にも企業のコンサルタントなど、業務内容は幅が広いのでやりがいのある仕事ができると思います。
独立開業するのもいいですし、企業に就職して、プロの立場としての業務を行うのもよいでしょう。
受験者は毎年増えており、現在では、約64000人が受験しています。そして、合格者は4700人くらいで、合格率は9パーセントくらいとなっています。
合格率だけみれば他の法律系の資格試験に比べて高いので、努力すれば合格できるのかなと思います。
社会保険労務士試験の概要
試験は毎年、4月の終りごろから5月の末くらいまで受験の申し込みを受け付けています。
そして、8月の中ごろに試験が行われ、合格発表は11月の中ごろにあります。
受験資格ですが、4年制大学で一般教養科目の学習を終えていること、また、62単位以上取得していること、行政書士資格を持っていることなど、大学生であれば問題ないですが、それ以外の方であれば、行政書士資格を先に取得することが一番の近道ではないかと思います。
試験は10時30分から11時50分まで、選択式の試験。13時10分から16時40分までが、択一式の試験となります。
選択式の試験というのは、設問ごとの文章に5個くらいの空欄があり、20個の語句群より適切な語句を埋めていくというものです。
これは、全部で8問出題され、40点満点となっています。
択一式試験は5つの選択肢から正しいものや誤っているものを1つだけ選びだすという5択のマークシート試験になっています。
これは、全部で70問で70点満点となっています。
合格の基準はだいたい選択式試験が28点以上、択一式の試験が44点以上くらいとなっています。
試験科目は、労働基準法、労働安全衛生法、労働災害補償保険法、雇用保険法、労働保険徴収法、健康保険法、厚生年金法、国民年金法、その他労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、です。
〜平成19年度社会保険労務士試験合格者データ〜
| 受験申込者数 | 受験者数 | 受験率 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
58,542人 (59,839人) 対前年比2,2%減 |
45,221人 (46,016人) 対前年比1,7%減 |
77,2% (76,9%) |
4,801人 (3,925人) |
10.6% (8.5%) |
※()内は前年の数字
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