税理士試験について
税理士は、その名前の通り税務に関するプロフェッショナルの資格です。
社会経済が発達するにつれて、税務行政は複雑化してきており、それに伴って税務も複雑化してきています。
その複雑化した税務の適正な実現をするのが税理士の使命となっています。
主に会社の税務を処理するのが業務となっていますが、それだけに限らずコンサルタントのような仕事もこなしますし、業務範囲はかなり広いです。
また、独立開業することも可能ですし、企業内で働くことも可能です。自分に合った業務形態を選ぶことができるのも資格を取ることのメリットでしょう。
さらに税理士は、かなりの高収入を得ることができる資格の一つです。年収1000万円以上という事務所がほとんど ですし、それ以上稼いでいる人もたくさんいます。
独立開業を目指す人などにおすすめの資格です。
〜税理士試験受験者数と合格者数のデータ推移(平成15年から平成18年度)〜

税理士試験の概要
税理士試験の大きな特徴であり、かつ魅力でもあるのが、科目選択制度と科目合格制度というものです。
どういうことかというと、まず科目選択制度ですが、税理士試験全体の11科目の中から自分の受験する科目を5科目選ぶことができるのです。ですから、自分の得意な科目を選んで不得意 な科目は受けずに合格するということが可能なのです。
次に、科目合格制度ですが、これは、一回で全てに合格する必要はなく1科目づつ受験して合格していけばいいというものなのです。そして、最大のメリットは一度合格した科目については 、一生有効になるということです。
ですから、社会人の方などが、仕事をしながらこつこつ勉強をして税理士試験に合格して独立開業することもできやすい資格なのです。
社会人の方で独立開業を目指している方にはほんとうにおすすめの資格です。
試験科目ですが、必須科目として、簿記論、財務諸表論。選択必須科目として、法人税法、所得税法のうちの1科目。選択科目として、相続税法、酒税法、消費税法、固定資産税、事業 税、住民税、国税徴収法、のうちから2科目を選択することになります。
なお、選択科目のうち、酒税法と消費税法、事業税と住民税はどちらか1科目しか受験できませんので注意してください。
合格率は、各科目によって異なりますが、平均12パーセント前後になっています。
受験申し込み書の配布:5月上旬〜6月中旬
受付日:6月上旬〜中旬
試験日:7月下旬〜8月上旬の平日の3日間
〜平成18年度(第56回)税理士試験結果表(受験者数・合格者数・合格率)〜
| 区分・科目 | 受験者数 | 合格者数 | 18年度合格率 |
|---|---|---|---|
簿記論 |
27,105 | 4,043 | 14.9% |
財務諸表論 |
20,663 | 3,816 | 18.5% |
| 所得税法 | 3,246 | 399 | 12.3% |
| 法人税法 | 8,510 | 1,059 | 12.4% |
| 相続税法 | 4,780 | 486 | 10.2% |
| 消費税法 | 10,963 | 1,260 | 11.5% |
| 酒税法 | 1,128 | 127 | 11.3% |
| 国税徴収法 | 1,284 | 125 | 9.7% |
| 住民税 | 456 | 39 | 8.6% |
| 事業税 | 602 | 76 | 12.6 % |
| 固定資産税 | 1,925 | 229 | 11.9% |
| 合計 | 80,662 | 11,659 | 14.5% |
参照:国税庁税理士試験情報
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