ウェブ解析はビッグデータの時代に必須のスキル

ウェブ解析士について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

ウェブ解析士は、2010年9月からスタートしたまだ新しいIT資格民間資格の1つです。

ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターの3つのレベルに分かれており、ウェブ解析士から順に受講・受験してより上級のウェブ解析エキスパートを目指せる『ウェブ解析協会』が主催する認定資格です。

ウェブ解析士とは、ウェブサイトから得られる・・・誰が、どこから、どこを通り、訪れたのかなど、数字的なことからデータを検証分析しそれに伴って改善策や今後の課題などを顧客へ提案をする仕事です。

また、ウェブからのデータだけではなく、それ以外から得られるデータも収集分析も含まれます。

ウェブ解析士の資格は、1.基本的な解析ツールデータを読み適切な評価ができる「ウェブ解析士」、2.コンサルティングができる「上級ウェブ解析士」、3.講師や指導ができる「ウェブ解析士マスター」の3段階級に分かれており、

上を目指すためには、まず最も初級のウェブ解析士から学び資格を取得する必要があります。

1.ウェブ解析士の資格を取得するためには、公式テキストを購入し事前の予習をして、認定講座を受講後受験する場合と、独学後受験の2通りがあります。

料金は違いますが、認定講座を受講することで、深い知識が学べ安心して試験に臨むことができるのではないでしょうか。

また、試験合格後は2週間以内にレポートを提出する必要があります。

期限内にレポートを受理されて認定されるとウェブ解析士として活動することができます

レポートの再提出や期限を守れなかったりすると、合格の取り消しになりますので注意が必要です。

合格後は、ウェブ解析士協会の正会員もしくは法人会員になることでさらに上が目指せます

2.「上級ウェブ解析士」は、2日間(1日5時間)講座受講後、2週間以内に修了レポートの提出が必要です。講座受講間の課題点数によって再試験となる場合があります。

3.「ウェブ解析士マスター」は、講師として活躍したい人、コンサルティングのスキルをアップしたい人向けで、講座も全6回コースのカリキュラムで充実した内容で、レポート作成試験、講義実技試験などが多くなっています。

全ての級の講座を受講する前には必要準備がありますので、申し込みの際には細かく確認しておきましょう。

3.「ウェブ解析士マスター」は、ウェブ解析の高度な知識が身につくことはもちろん、プレゼンテーション力、コミュニケーション力も付きます。

まだまだ人材不足ですので、資格を取得しスペシャリストとなり、未来のウェブ解析士を育てることに貢献もできます。

今やウェブは全ての業種において欠かせない存在であり、ウェブ解析は業種を問わず全ての企業に必要と言われています。

ウェブ解析をすることで、企業や営業マンの業績がアップルし、商品が売れたり契約が成立したり、人や企業が潤い会社や生活が豊かになる。

これがウェブ解析士としての喜びのひとつともいえます。

これからはビッグデータの時代です。ウェブ解析士は、まだ始まったばかりで歴史の浅い新しい資格ですが、将来性のある持っておくと必ず役立つ資格だと思います。

特にウェブ関連、IT関連の仕事をしたい人にはおすすめです。

ウェブ解析士の概要

受験資格

各レベルに応じて以下の受験制限があります。

  • ウェブ解析士:受験制限はありません。
  • 上級ウェブ解析士:ウェブ解析士協会正会員・法人会員のウェブ解析士認定者が対象です。上級ウェブ解析士規約への同意が必要です。
  • ウェブ解析士マスター:上級ウェブ解析士認定者かつ、正会員もしくは法人会員が対象です。

レベル

ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターの3レベルで実施されています。

試験内容

Webマーケティングの基礎知識、必要用語、ウェブマーケティング計画の設計・立案、教育研修のためのスキル(技能・技術)と知識などが問われます。

ウェブ解析士の試験時間は60分、4択問題で、所定の会場に用意された、インターネットにつながるパソコンで受験します。

試験科目

各レベルそれぞれ以下のような問題が出題されます。

  • ウェブ解析士:ウェブ解析の法規理解とモラルをはじめとする、公式テキストを使用した講座を受講後受験します。
  • 上級ウェブ解析士:1日5時間、2日間の講座受講後、2週間以内に修了レポートの提出をします。
  • ウェブ解析士マスター:ウェブ解析士の原理、上級ウェブ解析士のロールプレイなど、マクロレポート作成試験、ミクロレポート作成試験、講義実技試験の3つの試験実施を含む全6回(約3ヶ月)のコースを受講します。

合格基準

合格基準は非公開となっています。

レポートに不備があった場合は、主催者から再提出を求められる場合があります。

申込み期間

随時受付されています。

試験日

空席があれば都合の良い地域・日時で申し込み可能です。

試験地

■会場型試験

開催スケジュールから希望の日時と会場を選んで事前に申し込みを行い、当日は指定された日時と会場において一斉試験に参加します。

■在宅試験

インターネットにつながるパソコンを用いて受験する方法で、インターネット回線の安定した環境であれば場所を問わず受験可能です。

通常のウェブ解析士試験同様に地域別講座日程から選択し、試験会場に「オンライン」と表示されていれば受験可能です。

合格発表日

試験終了後と同時に確認できます。

合格後は、2週間以内に認定レポートを作成することとなっています。

レポートが受理されて認定されると、「ウェブ解析士」となります。

免除項目

ウェブ解析士の認定試験前後に関わらず、初級Googleアナリティクスレポーティング講座を修了した場合、認定レポート提出は免除となります。

受験料

各レベルそれぞれ以下の受験料が必要となります。

■ウェブ解析士

【ウェブ解析士認定講座の受講後受験する場合】

  • 講座費用:10,800円(税込)
  • 試験費用:17,280円(税込・認定費用含む)
  • 公式テキスト:4,320円(税込)

【公式教材で独学後受験する場合】

  • 試験費用 17,280円(税込・認定費用含む)
  • 公式テキスト 4,320円(税込)

■上級ウェブ解析士

  • 講座費用:86,400円(税込)

■ウェブ解析士マスター

  • 講座費用:324,000円(税込/認定試験費用込)

※各級再試験費用は別途必要です。

問合せ先

〒160-0023
東京都新宿区西新宿8-14-19 西新宿STビル3階
TEL:03-6908-6404(土日祝、年末年始等を除く 10:00~17:00)

参照:一般社団法人ウェブ解析士協会

ウェブ解析士についてのコメント

ウェブ解析士について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

ウェブ解析士に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

0件

人手不足のWEB業界に経験無しからチャレンジ

WEB業界へ転職して年収を上げる

自分の将来が不安で迷っている人。

何か資格を取ろうと思っているけど、どれを取ればいいのか分からない人。

人手不足でまだまだ需要のあるWEB業界に経験無しでもチャレンジできます。

ページの上に戻る