テクニカルエンジニア（ネットワーク）試験の解説。合格者数の推移など過去の試験データ

テクニカルエンジニア（ネットワーク）試験（※廃止）について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

現代では、大量の情報がパソコンで管理されており、それらの情報が多数の者で共有することができるとさらに業務の効率性が増します。

ただ、そこまでの範囲でネットワークを接続するかなどの設定は、非常に難しいことが多く、高度のネットワークに関する専門的知識が要求されます。

企業などで、必要な情報を必要な人間だけで共有する必要がある場合などに、そのようなネットワーク環境を構築・開発するのが、このテクニカルエンジニア（ネットワーク）の主な業務です。

これからの高度情報化社会では、情報の管理が極めて重要になってくるので、テクニカルエンジニア（ネットワーク）の需要はますます高まり、資格としての価値も高まっていくことが予想されます。

※テクニカルエンジニア（ネットワーク）試験は、平成２１年度以降は廃止され、ネットワークスペシャリスト試験という名称に変更され実施されています。

受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。

試験は、午前と午後に実施されます。午前は、知識を問う問題。午後は、応用能力と実技能力を問う問題が出題されます。

４択のマークシート方式と、記述式、論文式で実施されます。

コンピュータシステム、システムの開発と運用、データベース技術、セキュリティと標準化が出題されます。

例年以下の期日に実施されています。

7月中旬から約1か月間。

例年、以下の期日に実施されています。

10月第3日曜日。

例年以下の期日に合格発表されます。

試験実施の約2か月後。

５，１００円

〜試験形式と試験時間〜

午前	午後I	午後II
9:30〜11:10（100分）	12:10〜13:40（90分）	14:10〜16:10（120分）
多肢選択式（四肢択一）５５問出題して５５問解答	記述式４問出題して３問解答	論述式（事例解析）２問出題して１問解答