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ジュニア・プログラミング検定について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

2020年度から「小学校でプログラミング教育の必修化」が、文部科学省より発表されています。

ですので、学習塾と同じようプログラミング教育のスクールなどに関心を持つ保護者も多いのではないでしょうか。

既に「ジュニア・プログラミング検定」に合格した子どもたちも多いといわれています。

「ジュニア・プログラミング検定」は、『サーティファイ情報処理能力認定委員会』が主催し2016年12月に始まったIT資格でまだ民間資格の1つの位置付けになります。

8歳以上を対象とした、プログラミング的思考力を定着させ、物語やゲーム、楽しいアニメーションなどのコンテンツを実際に作成し、プログラミングを楽しみながら覚えるという目的で始まった検定です。

また、ビジュアルプログラミング言語の一つである「Scratch(スクラッチ)」に対するスキルを証明するものでもあります。

「Scratch」とは、2006年に8歳位以上を対象に開発された言語で、プログラミングを楽しみながら覚えるという目的で、アメリカで開発されたプログラミング言語です。

現在では40以上の言語に対応しています。

検定レベルは、Gold(1級)、Silver(2級)、Bronze(3級)Entry(4級)、3、2、1級になるほど難度が高くなり、全ての級60%以上の正解で合格となっています。

4級は合否の認定はなく無料ですので、体験してみたいというお子さまに向いていると言えます。

残念ながら合格率は非公開です。

公式テキスト「ジュニア・プログラミング検定」では、作ったり考えたりする楽しさを知ることが期待できます。

また、公式ホームページでは、「ジュニア・プログラミング検定対策講座」も解説されおり、サンプル問題も請求できるようになっていますので、興味のある人は、おすすめしたいコンテンツです。

余裕があるお子さんは、専門的に学習できるスクールに通うことで、より細かく深く学ぶことができるのでないでしょうか。

以上、公式テキストの学習をはじめとし、サンプル問題を何度も解くことが学習方法の基本といえます。

「ジュニア・プログラミング検定」プログラミングに興味を持つお子さんであれば、実力を試す意味でも挑戦し、合格することで自信がつき、さらなる次へのステップアップにも意欲が湧くといえます。

また、同時に親が子どものスキルを把握できるメリットでもあります。

将来プログラマーになりたい!検定を受けることでプログラマーを目指そう!というきっかけにもなるかもしれません。

パソコンをはじめ、スマートフォンなど一人に一台の時代であり、多種多様のゲーム機器の普及により、プログラミングという言葉も身近なものとなってきている今、「ジュニア・プログラミング検定」は、将来優秀なプログラマーの輩出を期待できる検定ともいえるのではないでしょうか。

しかしながら、まずは、お子さん自身が楽しいと思うことが大切です。

ジュニア・プログラミング検定の概要

受験資格

受験制限はありません。(想定受験対象は小学生)

レベル

Gold(1級)、Silver(2級)、Bronze(3級)Entry(合否の認定はありません)の4段階で実施されています。

試験内容

Scratch(スクラッチ)2.0 を使用して、問題文であたえられた条件を満たし、「解答」となる物語やゲームを作成する実技試験です。

試験時間は、Gold(1級)は50分間、Silver(2級)は40分、Bronze(3級)は40分、Entry(4級)は、30分間です。

試験科目

各級それぞれ以下の範囲から出題されます。

  • Gold(1級):複数の条件や筋道を組み合わせた論理的思考ができる。また、複数の条件分岐や演算、入れ子構造のスクリプトなどを使って、様々なスプライトを連動させた Scratch プロジェクトを作成することができる。
  • Silver(2級):基本的な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。また、複数の条件分岐や入れ子構造のスクリプトなどを使って、少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
  • Bronze(3級):単純な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。また、条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使って、少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。

合格基準

得点率60%以上で合格です。

※問題文であたえられた条件を満たしたプログラムが組まれていること。(条件を満たしていない場合には減点となります。)

※自由なアイデアが盛り込まれていること。(加点対象となります。)

申込み期間

随時受付されています。

「随時試験受験会場検索」で受験会場を検索し、空いている日時であれば会場の指定の方法で、受験の申し込み、受験料の支払いを行ってください。

※団体に所属する場合はスクールの先生の指示に従っての申し込みになります。

試験日

「随時試験受験会場検索」で、受験会場を検索して電話やメール等によりご連絡の上、「ジュニア・プログラミング検定」の受験を希望する旨を伝えてください。

試験地

全国に300会場が設けられています。「随時試験受験会場検索」で、受験会場を検索して希望の場所に連絡をして、受験日時を確認します。

合格発表日

試験日より約 1ヶ月後受験結果が発表されます。

受験料

各級それぞれ以下の受験料が必要です。

  • Gold(1級):2,900 円
  • Silver(2級):2,700 円
  • Bronze(3級):2,500 円
  • Entry:無料

問合せ先

東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル
TEL:0120-031-749
FAX:0120-031-750

参照:サーティファイ 情報処理能力認定委員会

ジュニア・プログラミング検定についてのコメント

ジュニア・プログラミング検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

ジュニア・プログラミング検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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