医療事務の仕事をするなら絶対に取っておきたい資格

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診療報酬請求事務能力認定試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

次回の試験日は《2023年12月17日》です。残り-124日です。

診療報酬請求事務能力認定試験とは、病院や診療所などの医療機関での診察報酬請求の事務に、特に点数計算に関する知識・能力を有するかどうかを試すための資格試験で、医療事務の資格の1つで民間資格とされています。

画像診断、手術、検査など医療の高度化とともに、診療報酬請求の事務量は年々増大し、請求事務を扱う人材の確保・育成が急務とされ養成されています。

この試験は、これらの従事者の資質の向上を図るために実施されている全国一斉統一試験で、医科と歯科に分かれて行われています。

この診療報酬請求事務能力認定は、医療事務の資格の中でも最も重要な資格の1つであり、最も難易度の高い資格試験だと言われています。

診療報酬の点数計算は、特殊な知識とスキルが必要なため、この資格を取得しておくことで、就職や転職の際にかなり有利になります。

また、そのあと病院や診療所などの医療機関で実際に仕事をする時にもすぐに役立ちます。

医療事務の仕事がしたい人は、必ず取得しておいて欲しい資格です。

診療報酬請求事務能力認定試験の概要

受験資格

受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。

レベル

医科と歯科に分け、それぞれ学科試験と実技試験が行われます。

試験内容

筆記試験と実技試験によって実施されています。

制限時間は3時間です。

試験科目

「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」に則り、以下の範囲から出題されます。

  1. 医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
  2. 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
  3. 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
  4. 医療用語及び医学・薬学の基礎知識
  5. 医療関係法規の基礎知識
  6. 介護保険制度の概要

申込み期間

毎年異なりますが、だいたい受験日の45日〜75日くらい前が申し込み受付期間とされています。

試験日

年2回(7月、12月)の日曜日または祝日に実施されています。

試験地

以下の場所で実施されています。

札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市及び那覇市

合格発表日

試験日の後、約2ヶ月後くらいに合格発表があります。

受験料

9,000円

問合せ先

(公財)日本医療保険事務協会
〒101-0047
東京都千代田区内神田2-5-3 児谷ビル
電話 03(3252)3811(代)
FAX 03(3252)2233

参照:公益財団法人日本医療保険事務協会

診療報酬請求事務能力認定試験おすすめのスクール

診療報酬請求事務能力認定試験に合格するためのおすすめの資格スクールを紹介しています。

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診療報酬請求事務能力認定試験についてのコメント

診療報酬請求事務能力認定試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

診療報酬請求事務能力認定試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

2件

HN(ハンドルネーム):武田 | 2023-05-09 04:32:40

総合病院で医療事務の仕事をしていて3年が経った頃、そろステップアップしたいなと思っていた時に私の勤めていた医療事務の会社からの勧めもあって、診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の検定を受ける事になりました。
私は、病院で仕事を始めた時からずっと入院業務に付いていたので、外来に比べて算定内容が多岐に渡り、ある程度医療事務に対して知識が付いてきたなと思っていたので、独学で勉強しました。
テキストは会社が勧める物1冊(確か過去問集だったと思います)と参考資料として医科点数表を購入しました。勉強していていて分からない所は、職場の先輩でこの資格を持っている人に聞いたり、同じ資格を目指している人達と相談しながら進めました。
この試験は、全国一斉統一試験なので合格率30%と言う難易度が少し高いものです。
医療事務未経験の方でも試験を受けられますが、私の経験から言うとある程度現場で実際に医療事務の外来か入院の算定業務に携わった人でないと合格するのは難しいと思います。
この資格を取得した後、ほんの少し資格手当が出ましたが大きな給料アップはありませんでした。
ですが、この資格を取得したことで職場での信用度が上がり、DrやNrsから度々算定について質問を受ける様になり私の顔を覚えてくれる様になったので、こちらからの質問も快く受けてくれるようになり仕事がスムーズに進むようになりました。そして、ますますやりがいを感じる事が出来る様になりました。

HN(ハンドルネーム):青空 | 2023-05-09 04:32:53

今から12年前、初めて就職した薬局を辞めました。そして、ずっと憧れていた医療事務の資格を取得しようと、勇気を振り絞り、スクールに通い始めました。

働きながらも通えるスクールだった為、週に一、二回しか通わなくてよかったですが、このペースで本当に資格が取れるのか不安でした。

スクールが資格取得を目指しましょうといっていた資格が、「医療秘書2級」と「診療報酬請求事務能力認定試験」
どちらも、あまり合格率が高いとはいえない資格…。
でも通信講座では、確実に甘えが出て諦めそうな自分が見えていたので、自分に負けないようにスクールに通いました。

どちらの資格の授業も、週に一度3時間が基本のスケジュール。
私は、並行してWordとExcelの資格を取得するために、並行して学習していました。学生時代に取得してはいましたが…。
クラスには15名ぐらいなので、質問などはしやすい環境でした。
しかし、初めて聞く用語が多く、法律の事など、勉強の範囲が広くて、なかなか大変でした。
なんとか、半年かけて通い、ついに資格試験の日。大学で行われたので、緊張感倍増でした。
医療事務の試験は持ち込みなので、何がどの辺りに書いてあるか覚えていれば、大丈夫な事も多かったです。

合格発表まで2か月弱あったので、私は短期の事務の仕事をしていました。
ネットで合格発表があるので、職場でドキドキしながら、確認しました。

なんとか合格!!
自分の名前を見つけた時は、声を出して喜びたかったですが、職場なので控えました。

それから、すぐに転職!した訳ではなく…。短期の仕事つもりが3年勤務していました。
このままでは意味がない!と思い、資格取得から4年近くたって、転職を決意!
しかし、2年に1度ある医療事務の点数改正が、2度もあったあとで、実務経験もない私。
求人を見ても、実務経験のある方が優遇と記載され、落ち込んでいました…。
だけど、私が働いてみたい!と思えるクリニックは、資格重視の所だったので応募して面接していただいて、採用していただきました!
その時は、頑張って資格を取得して良かったと思いました。
今もそのクリニックで働いています。

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